本日のお題はこれ。

 

クリミア大橋爆破 2022年10月8日 午前6時7分  ロシア国家反テロ委員会発表

 

またしても911や708の仕掛人と同じ匂いがする。
昨今の謀略にもよくある表示である。
強いブダとケーンドラ関係にあるグルはこの事件のダブルスタンダードぶりをあらわしている。
すさまじいまでの出来レースで、工作する方もされる方も、しっかりと目覚めたうえで行われていることが見て取れる。

最近の事象の中で一つ圧倒的に異なる点は、ヴァクラが終了したブダがしっかりと前を向いていることである。
これは、世界のメディアのいくつかが、これまでのディープステート的戦争ビジネス優先メディアの在り方から脱却しつつあることを示している。
彼らもビジネスで行っているわけなので、金欠に陥りつつあるDS側より利益が得られる方向(民にウケる方向)へと向かうのかもしれない。
したがって、これまでの反ロシア色の強い脚色された内容から、「事実はこうなのではないか?」、「ロシアの視点によるとこのような見方もある」といった具合に、公平性に根差した問題提起にシフトする可能性がある。
それゆえ、旧態依然としたメディア戦略を続けているのは日本くらいになるかもしれない。
その日本ですら、いくつかのメディアが旧統一会問題によって部分的にも目覚めつつあるように見える。


チャンドラのナクシャトラはプールヴァ・バードラパダ。
神格はアジャエーカパダで、破壊を司るルドラ(シヴァ神の別名)神群の一つである。
プーチン氏が常にアヌラーダーなど友好的なナクシャトラを用いるのに対し(このことから、あくまでウクライナを良き友人とみなしていることが分かる)、クリミア橋爆破は明らかに敵対行為であり、ロシアとウクライナをはじめ西ヨーロッパにおける友好関係の破壊を目指したものであることが分かる。

ロシア側はこの爆発に関連してロシア人5人とウクライナ、アルメニア国籍3人の身柄を拘束したことを明らかにした。
ロシア連邦保安庁は爆発を組織したのがウクライナの国防省情報総局とキリロ・ブダノフ情報総局長との認識を示した。

とはいえ、クンダリ―をみれば、それ以上多くの仲間たちが背後に控えているように見受けられるため、NATOをはじめ西側謀略組織の関与を疑うべきだと思う(これを書いているあいだに英国諜報機関が関与した情報が暴露されている)。
クリミア大橋爆破に関係する人物らは、911やアベノ銃撃事件など数々の謀略事件にかかわってきた者たちと同類の存在だ(アベノ銃撃に関してはそれらの組織から離反した者たちの行いと思われるので逆に幸いしている)。

もう一つの特徴は、ノルドストリーム破壊工作のクンダリ―との明確な違いともなっている。
クリミア大橋爆破工作においてはナクシャトラのすべての支配星がムリガシラのマンガラに集結する。
これは、この出来事が戦争を長引かせることを目的としており、さらに言えば西側諸国対ロシアという第3次世界大戦に持ち込みたいとする意図を示している。
ここで意図が一本化されているので、「戦争こそがダルマだ(9室のマンガラ)」ということになる。
叙事詩『マハーバーラタ』において、カウラヴァたちが異口同音に「戦争こそがヤジュニャ(祭祀)である」と述べていたことを思い出す。

アメリカの中間選挙が迫っているが、このままではバイデン民主党が危ういので全面戦争に持ち込み、戦時下の政権としてバイデン民主党を確固たる地位に据え置きたいのかもしれない。
しかし、10月25日の日蝕を考慮すれば、そのバイデン氏自身の立場や命ですら危険である(アメリカの場合トランプ氏がいるのでまだましである)。
また、日本においてもこの日蝕の影響を免れることはできず、岸田氏は相当危うい。前回ジョーティシャ講座で分析したように、秘かな軍事クーデターが起こらないことを願うばかりである。
また、プーチン氏も11月24日にマハーダシャーが切り替わるので、退任するか、死んだふりでもするかもしれず、それはそれで油断ならない。

それとは逆にノルドストリーム破壊工作のクンダリ―ではムリガシラのマンガラ、ウッタラ・パールグニのスーリヤ、ハスタのチャンドラという風に支配星は分散しており、この事件にまつわる意図がいくつかの目的に割れていた様子がうかがえる。
おそらく戦争ビジネス側とガス利権を狙う側とで若干の意見の相違があったのだろう。
ガス利権を得たい側は必ずしも戦争を引き起こす必要はなく、ただ単に自分たちにガスの利権が得られればそれでよいのである。
しかし戦争をビジネスとする側はそうはいかない。
何が何でも戦争につなげたいわけなので、双方が敵対するよりほかない方向へと追い込もうとする。
ノルドストリームは部分的に使用可能であったため、まだロシアと西ヨーロッパの和平の切り札になり得る。
したがって、ロシアと西ヨーロッパを全面戦争に追い込むためには、本土に対するテロ(クリミア大橋爆破)を行うしかないと踏んだのかもしれない。

ハスタ(「手」の意味)に大量のグラハを抱えているところも極めて作為的である。
ロシアはこのクリミア大橋への攻撃を「ロシアの民間、重要インフラの破壊を目的としたテロ行為」と見なしているが、EUはクリミアをロシアの一部と認めていないため、クリミア大橋はウクライナの領土に違法に建設されたものだと考えている。
ロシア側から見れば正当防衛だが、西側から見れば、「そもそも違法に建設された橋なのだから、テロへの対応という大義名分があったとしても先制攻撃に違いないではないか」という展開になりかねない。

ロシア安全保障会議での演説で、プーチン大統領はクリミア橋爆破を受け、ウクライナのインフラに対する大規模な作戦を開始することを決定し、その根拠を説明している。

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ロシア連邦捜査委員会委員長から、クリミア半島の橋の破壊工作に関する最初の調査結果が報告された。
法医学的検査などのデータや作戦上の情報から、10月8日に行われた爆発は、ロシアの民間、重要インフラの破壊を目的としたテロ行為であることが判明した。

それゆえ10月10日には、国防省の提案とロシア参謀本部の計画により、ウクライナのエネルギー、軍事行政、通信施設に対して、高精度の長距離空・海・陸上兵器による大規模な攻撃が実施された。

プーチン氏は「我が国の領土でテロ攻撃の試みが続くならば、それに対するロシアの対応は厳しいものになり、ロシア連邦にもたらされる脅威のレベルに応じた規模となるであろう。これは間違いない」と述べている。

(※このブログをアップしたのちに、プーチン大統領は10月14日、ウクライナ全土に対して10~11日に行った大規模ミサイル攻撃について「ウクライナの重要インフラに対する大規模な攻撃は必要ない。なぜなら意図した目標のほとんどはすでに攻撃され、残りの目標は徐々に仕上げられているからだ」と述べ一時停止する考えを示している)。

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それと、西側の報道ではあまり扱われていないような気もするが、ウクライナ中枢は以前から薬物汚染がひどいと言われている。
今回のクリミア大橋爆破クンダリーにおいても、それがあらわれている。
もともと汚染の下地があった上に、2月から始まった軍事行動において恐怖を取り除くために、痛み止めと称してドラッグを配りまくったことも原因であると思われるが、要するに今回の件は薬物の影響も感じられるのである。
そのような背景もあるせいか、今の段階の目標はウクライナ現政権(ゼレンスキー政権)の解体であるという。
次のようなことも述べられている。

「しかし、ロシアは初めからどんな犠牲を払っても、つまり、ウクライナの(薬漬けとはいえ)兄弟たちにひどい苦しみを与えてまでも、勝つことは望んでいなかった。
政府を早く壊し、軍の士気を低下させたが、うまくいかなかった。
欧米諸国はこの機会を利用して、軋轢を生む戦争の炎をあおることを喜んでいる。アングロサクソンは、できるだけ長く戦争を継続させることに関心がある」


ところで、このアルマゲドンに向かう流れ(?)は北朝鮮のミサイルとも連動している。
今後しばらくのゴーチャラをチェックしてみると次のような流れである。

10月16日10時5分56秒 マンガラがミトゥナに移動
(マンガラは8月11日00時40分22秒からヴリシャバを運行していた)

10月23日13時9分06秒 シャニがマカラのダニシュタで順行

10月25日19時48分25秒 日蝕

10月30日22時17分43秒 マンガラ、ヴァクラ(逆行)開始

11月14日00時21分47秒 マンガラ、ヴァクラでヴリシャバに移動

11月24日8時31分31秒 グルがミーナで順行

<10月25日の日蝕>


これは全世界的な要素となるが、日蝕、月蝕軸をみるとスーリヤがウッチャ、もしくはニーチャとなる星座(メーシャ/トゥラー軸)にかかっている。
春の蝕はウッチャで秋の蝕はニーチャである(この流れは2023年10月30日21時11分44秒のラーフ/ケートゥ軸移動の時点まで続く)。
スーリヤは王権、権威、権力、国家、あるいは大企業や影響力の強い存在などをあらわすことから、今後しばらくは国家権力の基盤が揺るがされる事象が多発することだろう。
普通の日蝕でもそれが起こるのだが、スーリヤがニーチャなので覿面である。
複数の国々で政府が崩壊したり、グローバル企業が解体したり、場合によっては国家自体が壊滅状態になったりするだろう。

<マンガラのミトゥナ移動>


※このブログをアップした直後、マンガラがミトゥナに移動する直前に衛星インターネットに関する情報も上がってきている。
イーロン・マスク氏は、自らが率いる宇宙開発企業「スペースX」が、ウクライナで提供している衛星を使ったインターネットサービスについて、支援の打ち切りを検討している。スペースXは今年2月のロシアによる侵攻開始直後から、ウクライナで衛星を使った高速のインターネット接続サービス「スターリンク」を無償提供してきた。
スペースXはウクライナにおけるスターリンク衛星通信システムの支払いを継続できないことを確認した。マスク氏によると、「同社は過去の費用の償還を要求しているわけではないが、既存のシステムに無期限に資金を供給できるわけでもない」という。
今週退任する現駐ベルリン・ウクライナ大使が、マスク氏に「手を引く」よう助言したことから、この決断を下したと付け加えた。
スペースXの現在までの負担は118億円にのぼり、年末までには148億円を超えるとの見通しを明らかにしている。

これに対して米国防総省は、衛星通信システム「スターリンク」に代替案があるとみて、SpaceX社と他団体の双方と協議している。ウクライナ大統領府長官顧問は、「スターリンク」の運用資金をウクライナで調達する方法を見つけると約束した。
このように、マンガラのミトゥナ運行は戦争にまつわる情報に関して精査する期間となるだろう。

<マンガラのヴァクラ>


ヴァクラの場合、そこから正反対の星座に在住しているかのような性質を帯びる。
したがって、10月30日のヴァクラ(逆行)開始時点ではダヌにあるかのように振る舞うため、ちょうどロシアがウクライナにおいて軍事作戦を開始した時点と同様の性質を帯びる。
それゆえ、ここからまたウクライナにおける作戦の新たなステージが始まると推測することができる。
その後マンガラはヴァクラしたままヴリシャバに入る。
マンガラのヴリシャバにおけるヴァクラはヴリシュチカの性質を帯びることになる。
これは今年初めのマカラ・サンクランティのクンダリーにみられた恐るべきマンガラの再燃であり注意が必要である。

次のような情報もある。
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ロシア軍は11月にウクライナにおいて強力な攻勢をかけるだろうとの見立てがある。
最新の軍事機器、電子戦システム、装甲車などの納入があり、10月末には部分出動のプロセスが完全に終了するため、その後、特別軍事作戦(SSO)は劇的な変化を見ることになる。
11月中旬には積極的な攻勢に転じることができるだろうとのことだ。

11月には地面が凍りつき、攻勢が始まるので、主な突破口が開かれるだろうと専門家は見ている(一説には冬季の戦いにおいてはエネルギーが豊富な国が有利であると言われる)。
ロシア軍は敵を絞り出すのではなく、ウクライナ部隊(と言ってもほとんどが外国人部隊)を包囲する。

部隊の一部がベラルーシの領土に駐留することは否定されていない。これに先立ち、ベラルーシは11月から2月にかけてウクライナの防空に突破口を開くと発表した。
敵対関係の重要な局面は晩秋に始まるだろうとのことだ。

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前述の通り、プーチン氏のマハーダシャーが11月24日に切り替わるため、いずれにしても冷静に見る必要がある。


<日本とポセイドン>

数日前、日本が初めてロシア国境付近でHIMARSを発射したとのことでロシア外務省は抗議している。
北朝鮮や中国がこちらにミサイルを撃ってきても反撃しないのに、なぜか日本に向けてミサイルを撃ち込んできてはいないロシアに向けて発射しているのである。
2023年の日本のチャイトラ図を思い起こすと、まるで海底に沈んだ国のようにも見えるのである。



ロシアの有する最終兵器ポセイドンの方向性が何らかの原因によって米国からそれて、日本に向かってくるような気がする。
核魚雷ポセイドンは高さ500メートルの放射能入りの大津波を引き起こすことが可能とされる。

触らぬ神に祟りなし、である。
ポセイドンはシヴァ神と同じ三叉槍(三叉戟)を持っているので、今回はシヴァ神へのマントラで締めくくろうと思う。

ॐ नमः शिवाय