ガネーシャ・チャトゥルティーおめでとうございます。
本日のお題は8月21日に行われた茶丸のジョーティシャ講座から以下を抜粋。

五輪組織委元理事逮捕のクンダリ― 2022年8月17日14時11分付近 東京 

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東京オリンピック招致委員会が、五輪誘致の票を持つラミン・ディアク氏の息子の口座に2億3000万円を振り込んでいた事件はフランス検察庁が捜査を進め、国内外で大きな話題になっていた。
その時に提出された銀行口座の記録によって、招致委員会から高橋元理事に約9億円もの大金が支払われたことも判明しており、これは票の根回しに使ったお金と見られている。

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本件のみならず上記の件も気になるところである。

逮捕のクンダリーとしてはアシュヴィニーの水曜日に行われていることから、これが本丸ではないことが推測できる。
一応、逮捕の時間とされるあたりがヴリシュチカのラグナであるため、犯罪捜査が逮捕(ラグネーシャが7室)に至ったという趣がある。
やはり世間で言われている通り、オリンピック招致に関する黒い金が本命で、これは単なる足がかりかなという印象である。
マンガラのヴリシャバ在住は、グルジ曰く「マンガラの力を発揮できない」ということだ。
カルカ、ヴリシャバのマンガラは、マンガラとしては負けてしまうポジションだというのだ。これは伝統的な見方なのだろうと思う。
要するに、チャンドラがスヴァクシェートラやウッチャになるポイントだ。
あと、特筆すべきはスーリヤがサンクランティした直後だったということで、これは大きな話だと直感した。
東京であればスーリヤがちょうど10室に入っているので、国際的にも影響力の強い、世界規模の大事件と言えるほどのものだ。
問題はどこまで追い詰められられるかだろう。
スーリヤのシンハ・サンクランティと合わせてきたところを見ると、東京地検の意地が垣間見えるのである。
おそらく何年も狙って、ようやくこのタイミングをつかんだのだろう。

安倍氏が健在だった時には、河井夫妻の件も尻すぼみな感があり、「アベノ逮捕はいつなのだ」とネット民の間ではよく騒がれていたものだ。
しかし、いくら追い詰めようともアベノ容疑は全く表面化しないので、まるでこちらが悪いような、こちらが陰謀論者に見えるような、おかしなことになってしまっていた。
当時、安倍界隈は高笑いだっただろう。

現在は安倍氏が去ったので、随分風通しがよくなり、動きやすくはなったのだろうが、次は関係者が口封じのために殺害される恐れもあるので要注意だ。
このマンガラは捜査が相手方に及んでいると見えても、同時に6室からも来ていると読めるので、捜査が入るのと同時に敵も狙っていることになるし、もう一つの支配星ケートゥが12室というのはやや心配なところである。
フランス警察と連携していることを表している、とか変化球があればよいのだが。
12室の支配星シュクラは9室在住なのだから。
しかしこれも両刃の剣、バーダカであるから、協力者とともに敵も連れてくることになる。
つまりフランスが追い詰めているのなら、それを知っている国際闇組織も黙ってやられているわけがないので、司法取引をかなり行い、敵方を捜査の陣営に引き込んでいる様子が見て取れる。
シュクラはサーマ、ダーマ、ダンダ、ベーダのうちダーマを示すので、代償を支払い、相手を縛るという手法をあらわす。
法を表す9室にシュクラがあるため、このダーマは検察側の確実な戦法となっている。

チャンドラの位置が不利なので、この一件だけで本丸に乗り込もうというのはいささか甘いだろう。
あと何件か、これを補う逮捕劇が見られると良い。
森喜朗氏や竹中平蔵氏などが真のターゲットなのではないだろうか。


最後にガネーシャ神へのガーヤトリー・マントラで締めくくりたいと思う。

ॐ एकदन्ताय विद्महे वक्रतुण्डाय धीमहि ।
तन्नो दन्तिः प्रचोदयात् ॥
oṃ ekadantāya vidmahe vakratuṇḍāya dhīmahi |
tanno dantiḥ pracodayāt ||