※この原稿は2020年3月1日に行った茶丸によるジョーティシャ講座のメモを下敷きにして書き起こしています。
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これは昨年12月26日の日食図です。
普通に太陽が食されていると同時にグルが食されているので自然サイクルの崩壊。
日本における日食図は隠ぺいや隠されたものを表す8室(8室には砦、籠城という意味あり)に惑星が集中しています。
昨今の報道の裏ではもっと大きな出来事が起きていると考えられますが、コロナウイルスはそれらの良い隠れ蓑になっているようです。
つまり、このコロナ報道の背後にさらに重大なことが起きているが今は顕在化しません。
それはさておき、やたら感染力が強かったり潜伏期間が長かったりする不可思議な性質も相まって生物兵器説という噂も完全に打ち消すには至らないわけです。
 
このウイルスが自然発生であれ、人工のものであれ、もともとは人を殺すために存在したものではないようです。
それはグルとラーフの関係性から読み解けます。
人命を奪っているのはむしろ自然界の選択した自浄作用であると。
ゆるい殺処分。こちらの方が神の御業であり、人間が見るところと全く逆であるようです。
コロナ神が自然発生のものであるにせよ、いずれにしてもそれとは別に生物兵器の研究は進められているわけです。
しかしこの時期に人工的に生み出されつつあったものは殺りく兵器ではなく、むしろ生産マシーンをこさえるつもりだった可能性が現れています。
人間に内在する善なる機能、自然法則にしたがう部分を破壊し(ラーフとグルの組み合わせは「不自然」を表示)生産マシーンとして機能させることが目的であった可能性がある。
ここで「自然発生であれ、人工であれウイルスというものはもちろん人を害するはずのものだ」という発想が調査を阻んでいる可能性はあると思います。

これはあくまでたとえ話ですが、もし敵国の人であっても、まあ自国の中で反乱を起こすような人々であっても、このようなかたきとなるものたちが、従順に自分たちに従い、絶対に裏切らず、自らの判断力を失った都合の良い生産マシーンとなるならば、それは殺すより都合が良いと考えられませんでしょうか?
むやみに殺したり害したりすれば(つまり致死率が高ければ)相手側の憎しみを生みます。
それが新たな反乱の引き金となって、治めるのに難儀するわけです。
それゆえ、人間側の欲望(クル族)としては判断力を奪い、死ぬまで延々と働き続ける改造人間をこさえようとしていたことも考えられます。
使い捨てで死ぬまで働かせることが出来る、物質主義社会の頂点が目指したのは人間性(善なる智慧/グル)の放棄でした。

普通にこのクンダリーを見れば、考え方が逆だという風に見えます。
グルは神や自然を表すグラハです。
しかし神や自然法則を失うバーヴァである8室に在住している。
いや、全世界的なことなのでバーヴァ取っ払って検討したにしてもグルは食されている。
グルはラーフ、ケートゥの軸に近い、と1月5日(2020年)にも説明いたしました。
これはグルも食されていると見える。
つまり神や自然を表すグルが悪魔のラーフに食われている、というそういう文脈です。
このように顛倒しているので何もかもさかさまに見ると当たってくる。
自然発生と見ても人工のものと見てもどちらでも良いのですが、本来は殺すことを目的として生じたものではなかったが、失敗作、未完成品なので殺人兵器のようにふるまっているという具合です。
どちらの文脈から見ても最終的にこの星座の支配星はグルですよ。
ダヌの支配星はグルですから、最終的な支配権は食されているとはいえグルにあります。
それゆえ、最後には自然界の自浄作用によって溶解する、メルトダウンするという流れにあります。
人命も健康も軍事も政治も経済も金融も社会の枠組みすべてがメルトダウンします。
なぜ社会の枠組みと言ったかというと、社会の枠組みは次の星座であるマカラ(山羊座)が示します。
マカラから見てマカラを失うバーヴァであるダヌは枠組みからの解放を表すというわけです。
 
 
そもそも8室は慢性病を表すので変異して慢性疾患になる。
しかも脳にアタックする・・後述しますが不随意筋に作用する可能性があります。
ダメージを受ける星座をマークすると生殖のみが残るので人命を奪うつもりではなかったものだったが未完成のまま流出したかのような暗示があります。
【続く】