ラーマ・ナヴァミおめでとうございます。
今日はラーマ神の降誕を祝う日です。
ところで、数日前にこんな話をしました。
 
日本にはそれほど犠牲者が出ないことはすでに述べた(2020年1月5日ジョーティシャ講座にて)。
これは、それゆえ良かったのだとか自分たちには関係ないことという意味ではなく、
亡くなった魂の分も背負って生きるという意味だ。
全人類の遺産を引き継ぐもの。
一つは人類共通の智慧の保管と伝播、もう一つは世界有数の債権国として世界経済の再構築、立て直し。
これらは根幹を同じくするコインの裏表のようなものだ。
 
国に限定されることや、東洋だとか西洋だとかいう話ももう終わった。
命は共通であるという一つの原理に集約される。
亡くなって行くものたちは自分たちのために犠牲になっている。
そのものたちの分も背負って生きると覚悟がなければ次は自分の番だと思うしかない。
生き残った自分たちに遺産をたくしていったと考えると良い。
それが8室の意味だ(2019年12月26日日蝕図における8室の惑星集合)。
背負うものが大きい。
自分に集中することだ。
天は自分に何をせよというのか。
今、自分に何ができるだろうか。
天の意は何であろうか。
人やものから情報を得るばかりではなく自分で自分に問うことだ。
日本は途上国などを援助してきたことからその分今も助けられている。
プンニャ(功徳)はゼロにならない。
問題点を認識すると同時に良い点も再認識すること。
自分がこの宇宙の最高責任者として、これだけの犠牲を払ってまで、一体何をしたいというのかと、自分で自分に問うてみれば、取り組むことは明白になる。
 
ーーーーーここまで3月30日(月)昼のメッセージ
 

多くのリシ(聖仙)たちは有名ではないが、有名人など影響力の強い人物を意識によって使うことで、目的を果たす場合がある。
自分で動かずに人を動かすという感じに近い。
皆がアートマンであるからにはすべてが影響力を持っている。
特に重要な役割を担う覚悟がある場合には、特別な影響力を与えられることもある。
アートマンの影響力の証明だが、
例えばある人が一人の人物に影響を与えたとする。
そのたった一人の人物が100人の人間に関わっていれば+100人に影響を与えたことになる。
その100人の人物それぞれが、100人の人と関わる状況にあれば、結果的に10000人に影響を与えたことになる。
小さなことの積み重ねがとんでもない影響力を持ち得るものだ。

自分とすべてはつながっているので、ひたすら自分に集中し、自己の本体にアクセスするならば、自然と全体に影響を及ぼす。
あるいはまた、
真に自己の宇宙に立脚するなら、自分の宇宙においては、創造主である自分が、様々な人物に様々な役割を投影しているのだと読むこともできる。
 
ーーーーーここまで3月30日(月)夜のメッセージ