Words for the enlightenment

1《悟る》

【漢字源】

意読・さと・る、さとす、さめる、さとり


意味

①(動)さとる、さとす。思い当たる。ああそうかと理解する。また、理解させる。

(類)覚。覚悟(よくわかる。日本では決心する意に用いる)

「過去の諌められざるを悟る」

②(動)さめる(さむ)。ねむりからさめて気がつく。

(類)覚。

③(名)さとり。なるほどと道理にめざめること。

④(名)(仏)さとり。仏道の真理にめざめること。「悟りを開く」。


<解字>

会意兼形声。五はX型に交差するさまを示す指示文字。

吾は、X型に交差してかたり合うことで、語(対話する)の原字。

悟は「心+(音符)吾」で、神経が分散せず、X型にある1点で交差して、

ハッと思い当たること。


<類義>

覚は、爻型に知覚が出あって、ハッと思いあたる意で、悟ときわめて近い。

醒(せい・さめる)は曇りがとれて、澄んだ気持ちになること。

暁は、明白に知ること。






【広辞苑】

悟る

①理解すること、知ること、また、気付くこと。感づくこと。察知。

②まよいが解けて真理を会得すること。

「底清く心の水を澄まさずはいかがさとりの蓮(はちす)をも見む」(新古今和歌集、釈教)