前回も少し、このギーターディヤーナンの勉強をしました。
今回も最初から勉強していきたいと思います。
最初は、
om pArthAya
から始まっています。
このオウムという言葉は、神の共通の名前です。
今、日本ではオウムと大きな声でいうことはできません。
オウムという名前は、印象が悪くなりました。
インドには2つのシンボルがあります。
その2つの偉大なシンボルは、2つとも壊される事がありました。
1つ目はスワスティカは、ヒットラーによって台無しにされました。
2つ目のオウムは、日本のある団体によって台無しにされました。
オウムというのは神の共通の名前の事です。
この最初のスローカは、誰に言われているものかというと、
amba bhagavadgite
つまり、母なるバガヴァッド・ギーターに言われているものです。
bhagavatA nArAyanena svayam
それはナーラーヤナ自身によって、説かれたものです。
普通の人によって説かれたものではなく、ナーラーヤナという主自身によって説かれたものです。
ナーラーヤナが誰に教えたかというと、それはパールターに教えました。
パールターの意味とは、プルター+プットラーヤという意味です。
プルターとは、クンティーの他の名前です。
pratibodhitAm
とはどういう意味でしょうか。
彼はとてもよく教えました。
クリシュナがアルジュナに教えたものです。
それも戦場で教えたものです。
それを私達はどうやって知るのでしょうか?
それはヴィヤーサによって、書かれたので私達はそれを知る事ができました。
ヴィヤーサの偉大さについてこう言っています。
vyAsena grathitAm purAnamuninA
プラーナとは、古代の、という意味です。
ムニとは聖人という意味です。
つまり古代の聖人という意味です。
ところでムニナ、ムニの意味は何でしょうか。
先ほど、聖人といいました。
では、聖人とは何でしょうか?
ムニの意味は、マナナシーラヴァーン、
ムニとは、サンスクリット語では、その脳、全てを使っている人という意味です。
この言葉はモウナという言葉から来ています。
モウナとはあまり、話をしないで、
すごく口数は少ないのですが、話す時にはとても役に立つ事を話す人の事を示します。
プラーナとはなんでしょうか?
プラ・アピ・ナヴィナン
それは、とても昔に書かれたものであるけれども、現代でもとても役に立つものであるという事です。
ヴィヤーサの意味はなんでしたか?
Cさん、答えてください。
Cさんの発言「編纂者です。」
編纂者のことです。彼がこのギーターを書きました。
どこで書いたのでしょうか?
マハーバーラタの真ん中に書きました。
マハーバーラタとは、18巻からなっています。
その中に、ヴィーシュマ・パルヴァンという巻があります。
ギーターはヴィーシュマ・パルヴァンという巻に書かれました。
全ての巻にはパルヴァンという名前がつけられています。
なぜパルヴァンというかご存知でしょうか?
この18巻全てパルヴァンという名前がついています。
パルヴァンとはお祭りのことです。
人生は祭りである、お祝いであります。
人生とは祝うことです。
人生全てを祝うことができます。ケンカしている時でも。
マハーバーラタは、「人生とは祝いである」と教えています。
人生のどのパートもそうです。
死ですらお祝いであるととらえる事ができます。
あなたの死ですらも、お祝いであると考える事ができるでしょう。
マハーバーラタは、あなたの死ですらもお祝い事であると教えているのです。
例えばビーシュマは、自分の死の時に、自分自身で祝ったのです。
ビーシュマがなくなった時には、全ての偉大な聖人達がお祝いにきました。
クリシュナも会いに来ました。
地球上の全ての人が彼の死を見に来ました。
ビーシュマの死ほど、お祝いできるものはありません。
私達のお祝い事といえば、通常結婚式です。
ドラウパティーの結婚の時にはたくさんの人が集りました。
けれども、そのドラウパティーの結婚式の時よりも、ビーシュマのお葬式の方が
もっと人がたくさん集まりました。
あなた達の人生の全ての瞬間を楽しむ事ができれば、それは、パルヴァンとなります。
私達は、人生の全ての瞬間を祝わなければなりません。
そのマハーバーラタの真ん中に、ビーシュマ・パルヴァンが入っています。
そのビーシュマ・パルヴァンの中にバガヴァッド・ギーターが入っています。
これは25章から42章までに入っています。
バガヴァッド・ギーター18章はこのビーシュマ・パルヴァンに入っているのです。
バガヴァッド・ギーターのトピックとはなんでしょうか?
advaitAmrtavarsinIm
アドヴァイタ、というのは2つとない真実、という意味ですがそれについて語っています。
ギーターには、ネクターつまりアムリタがシャワーのように降っていると言っています。
私達はアムリタの事を考えたとき、水滴の事を思い浮かべます。
けれどもギーターとは、このアムリタのシャワーであると言っています。
アドヴァイタ、というのは「2つとない」という意味です。
神は一つであって、ニ番目である神というものがありません。
真実も一つです。
幸福もまた一つです。
真実、幸福、神とは一つであると語っています。
それがアドヴァイタという事です。
この言葉は「ア+ドヴァイタ」という言葉のつながりからなっていますが、
「ア」は「~ない」、「ドヴァイタ」とは「2つ」という意味ですから
「2つとない」という意味です。
それは知識の全てということになります。
ギーターには何章あるでしょうか。
astAdasAdhyAyinIm
ギーターには18章あります。
ではそのギーターで彼は何を語っているのでしょうか?
bhavadvesinIm
世界の敵について書いています。
それは未来を壊す人のことです。
サンサーラという言葉を皆さんご存じでしょうか?
サンサーラとは、生きる事と死です。
サンサーラというう言葉を聞いた事があるかと思いますが、
何度も何度も生まれて、何度も死んで、何度もお母さんの子宮の中に入るという事です。
それがサンサーラです。
このバガヴァッド・ギーターとは、サンサーラの敵です。
このバガヴァッド・ギーターを学べば、人生の悲しみがなくなります。
このバガヴァッド・ギーターは、バガヴァーンの口から生まれて、
anusandadhAmi
私は何度もあなたを呼び求めます。
私はあなたを瞑想します。
私はあなたの祝福を祈ります。
次は2節に行きます。
visAlabuddhe
この言葉は、その知識が広大である事を言っています。
インドにある聖典の幅広い知識とは、ただ一人、ヴィヤーサによって書かれました。
とても大きい本であるマハーバーラタ、また、バーガヴァタ、18のプラーナ、
18のウパプラーナ、あるいはサブプラーナ、それとブラフマスートラ、
全ての素晴らしい本がたった一人によって書かれました。
西洋の学者たちがこの事をなんと言っているか、知っていますか?
「ヴィヤーサとは何人もいたに違いない」、と言っています。
一人の人物であるヴィヤーサによって、これほどたくさんの書物が書かれたはずはないと思って、
西洋の学者達はヴィヤーサが何人もいたに違いないといっています。
ヴィヤーサ№1、ヴィヤーサ№2、ヴィヤーサ№3、といった具合に。
ですから、私達はそれを「visAlabuddhe」偉大な知識と呼んでいるのです。
phullAravindAyatapatranetra
その瞳がとても澄んでいて、ハスの花のようにとても、喜ばしいものである、と言っています。
というのも、彼はとてもクリアなヴィジョンを持っていたからです。
マハーバーラタとはそれら全て、オイルランプのようなものです。
ギーターとは、その光です。
マハーバーラタとはオイル、または燃料のようなものです。
オイルは光を支えています。
マハーバーラタとは、バガヴァッド・ギーターに光を与えるために書かれました。
インドでは、マハーバーラタは第5のヴェーダであると言われています。
第5のヴェーダをパンチャマ・ヴェーダと言います。
jnAnamayah pradIpah
知識のかたちのランプであるといっています。
prajvAlito
明るくする、という意味です。
「そのあなたに私は祈ります」と語っています。
Pさんの質問「この節で出てくるバーラタとはどういう意味でしょうか?」
bhArata-taila-pUrnah
ここでいうバーラタというのはマハーバーラタという意味です。
インドの国名はバーラタです。
バーラタの意味はご存じですか?
Cさんの発言「光です。」
そうですね。バーラタとは、光のことです。
「バー」とは光、そして知識という意味です。
「ラタ」とは、「従事させる、忙しくさせる、結びついた」といった意味です。
つまり、知識に関わっているなどという意味です。
Lさんの発言「ずっと一緒にいる。」
そうですね。
いつも知識だけで忙しい人、という意味です。
インドという国は、知識という意味があります。
日本には、トヨタや日産など技術立国のイメージがありますが・・
Eさんの発言「日本には<日のいずる国><日のもと>という意味があります。」
Kさんの発言「光のもとという事です。」
そうですね。
人々は、その国について何を考えているでしょう。
例えばスイスは美しい山がある、とか、
ドイツは非常に細かい技術があるとか、
フランスは美しい香水や美しいデザインとか、美しいファッションがあるとか、
このように他の国の人が考えるイメージを思い浮かべると
インドといえば、例えばブッダとか、バガヴァッドギーターとか、ヴェーダなどを
思い浮かべます。
これがインドの国名であるバーラタ、つまり知識という意味です。
Eさんの発言「今の私達のインドはITのイメージがあります。」
ITはもともとはアメリカです。
ITを作り出したのはインドではないです。
いずれにせよ、バーラタというのは、いつも知識に忙しい人、という意味です。
サラスワティーはバーラティーとも呼ばれています。
バーラティーとは、知識を表す人のことです。
バーラタとは、知識でいっぱいということです。
