冬も夏も冷え性に悩む人が、女性には特におおいです。
手足の爪先が常に冷えている…
冷えが気になる…
という方は多いですよね。
夏の場合はクーラーで体が冷えるだけではなく、涼しい室内と暑い戸外を行ったり来たりして体がついていけなくなる「冷房病」も加わります。
自律神経が体温をしっかり調整できる温度差は
５℃くらいまで。
５℃以上の激しい温度変化に、1日に何度もさらされると自律神経が乱れてしまい、体温調整がうまくいかなくなります。
すると免疫力が落ちたりホルモンバランスが崩れたりするので、だるさや頭痛、肩こり、胃腸の不調、手足のむくみ、不眠、風邪、月経不順などが起こります。
冷え性や冷房病は、毎日ゆっくりお風呂に入るケアで
かなり症状が和らぎます。
自律神経のバランスをよくする＝副交感神経を高めるお風呂は、ゆっくり長めの半身浴が効果的です
日本人は、42℃くらいの熱めのお風呂にサッと入るのが好きですが、お風呂が熱いと皮膚が収縮し、交感神経が高まってしまいます。
すると血管も収縮するので、体の表面は温まっても
体内の温度は上がりにくくなります。
また全身浴では心臓に大きな圧力がかかり、心拍数が上がって、これも交感神経をたかぶらせます。
３９℃くらいのぬるめのお湯に、最初は肩まで５分
その後はみぞおちくらいまでの半身浴を１０分。
実験の結果でも、これが一番、交感神経から副交感神経へのスイッチングに効果的だとわかっています。
血管が拡張して身体が芯から温まり、いい汗が出て
新陳代謝も促されます。
また、温まった体がさめるときに脳もクールダウンするので、スムーズに眠れますよ
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