皆さま
不安な時って、本当に辛いですよね。
私も散々味わいましたが、本当に
辛い、もう出してくれって思っていました。
まずは、そうして自分が不安なこと、
そんな自分を責めないであげてくださいね。
そこから抜け出したからこそ、お伝え
したいと思います。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「不安な時って本当に辛いよね物語」
~売れ残ったパン~
売れ残ったパンがありました。
パンは不安になっています。
自分だけ売れ残った。
欠陥があるのだ。
自分はダメなんだ。
どうせ買われないさ。
不安だよー。
パンは不安でどうしようもありません。
不安で押しつぶされそうでした。
何を考えるにも、何をするにも、
何もしなくても不安なのです。
これがパンを苦しめました。
いったいどうしたらいいの?
パンは天に向かってそう問います。
でも、返事などありませんでした。
ますますパンは不安になります。
このまま捨てられるんだ。
捨てられるパンなんて、きっとほかには
いないんだろうな。
こうして、パンは見事に不安を膨らませてゆくのです。
イースト菌も入れていないのに。
それくらい、不安な時って辛いです。
出口がわからなくなります。
だから、さらに不安が増すのです。
そう、答えがわからないから不安に
なります。
だから、今、不安で辛いのならば、
それ以上自分を追い込まないであげて
ください。
実際にものすごい不安生活から抜け出した
パンもいます。
パンは少しだけ落ち着いたようです。
でも、どうしたらいいかわかりませんでした。
何かにすがろうともしました。
新しいパンにしてもらいたいとも思いました。
他の店に移動させて欲しいとも思いました。
でも、そのどこにも答えはありません。
パンが見つけたのは…それは…
自分の中身にありました。
どんなに不安を埋めようと、変えようと
外側に何かを求めても、それはどうにも
ならないのです。
やっぱり最後はパン自身の中にあって、
そこに向き合うしかありませんでした。
どうして不安なのか?
怖くってもパンは向き合いました。
掘り下げてみました。
そうして、少しずつでも、不安の正体を知ってゆけます。
そうすると、不安は実は邪魔な存在じゃなかったことに気がつくのです。
パンはようやく安心を知ってゆきました。
あ、パンは売れていったのです。
【終わり】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。