皆さま

 

愛されていたことを思い出すと

生きることに安心感が生まれます。

 

そのことを思い出すきっかけは、

いろいろな場面に散りばめられています。

 

今回は、意外と日常に思い出すきっかけって

ありますよ、ということを物語にしてみました。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「自分は愛されていたとホッとする物語」

~ふと思い出す祖父の存在~

 

朝方、ふと目が覚めて、

なんだか懐かしい感覚を

感じていました。

 

なぜだかよくわかりませんでしたが、

自分の足を持たれて引っ張られている

ような感覚です。

 

それだけを聞くと、なんだか怖くも

感じるかもしれませんが、それは

心地のよいものでした。

 

寝ぼけていたからか、それがなんなのか

しばらくの間わかりません。

 

それで、そのまま起きようとしたら

ふと思い出したのです。

 

「おじいちゃん」

 

そう、私には祖父がいました。

 

祖父は、もうずいぶんと前に

亡くなっています。

 

私が小さい頃、祖父の家に遊びに行くと

私が眠るまで近くにいてくれたのです。

 

そうして、必ずやってくれることが

ありました。

 

私のまだまだ小さな足を両手で持って、

優しく引っ張ってくれるのです。

 

それは、なぜかと言うと、私の背が

伸びるようにと、想いを込めてくれて

いたのです。

 

(あ、これが医学的に身体にいいとか悪いとか効果があるとかは、

わかりませんので、真似はしないでくださいね)

 

もしかしたら祖父は小柄な人だったので、

そのことから孫には大きくなってもらいたいと

思っていたのかもしれません。

 

両足を持ってもらって、祖父に優しく

引っ張ってもらう度に、私は暖かな気持ちになり

笑っていたように思います。

 

そんなことは、大人になってからは

思い出すことなどありませんでした。

 

それが、急にふとあの時の感覚とともに

思い出したので、とても印象的に感じます。

 

「あー、私は愛されていたんだ」

 

そんな体験を通して、私はそんな風に

改めて思い直すことができました。

 

こうして、今でもふと感じること、心地よさ、

そんなことに意識を向けてみると、思いも

寄らなかったことを思い出し、今という

時間をさらに充実して生きることに

つながるのだと思います。

 

「おじいちゃん、ありがとう」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。