皆さま

 

なぜだか、気になっている言葉って

ありませんか?

(ネガティブに陥る言葉を除いて)

 

そういう言葉って、私の経験上、

人生の転機や好転させる際に、

大いに役立ちます。

 

気になっている言葉をうまく

利用して、人生を好転させましょう。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

-----------------------------------------------------------------------------

 

「大切な言葉と共に生きる物語」

~祖父が残した言葉~

 

私には祖父がいました。

 

祖父はもう亡くなってしまいましたが、

とても大切な言葉を残してくれたのです。

 

もう今からずいぶんと昔のことです。

 

祖父は、そのとき病院に入院していました。

たしか、検査入院だったと思います。

 

すぐに帰れると信じていた祖父でしたが、

そのまま容体が悪くなっていき、退院することは

叶いませんでした。

 

もしかしたら、私に大切な言葉を

残してくれたとき、そのときもしかしたら、

祖父は自分の命が長くないことを知っていたのかも

しれません。

 

私が、入院先の病院を訪れて祖父と

面会を終えて、帰るときでした。

 

祖父は、私が無事に帰れるように注意を

促した後、その言葉を発してくれたのです。

 

「週に2日は休肝日を作れよ」

 

そのとき、私にはなぜ祖父がそんなことを

言っているのかわかりませんでした。

 

たしかに、私は、お酒は好きで、飲む機会は

多かったと思います。

 

でも、毎日お酒を飲むほどでもなかったのです。

 

「なんでだろうなあ」

 

祖父の病院を後にして、車を運転しながら

そんなことを思い返したことを思い出します。

 

それから、祖父は亡くなっていきました。

 

私にはなぜだかその祖父の

「週に2日は休肝日作れよ」という

言葉が残っています。

 

それから数年後、私は、とてもストレスフルな

会社で働くことになります。

 

それまでは、心のどこかにあった祖父の言葉から

本当に週に2日休肝日を作っていました。

 

ただ、そのストレスフルな会社で、働きだすと

気が付けば休肝日はなくなっていったのです。

 

心のどこかに、祖父との約束を破ってしまった

罪悪感のようなものが残り続けていました。

 

それでもそのストレスには勝てなかったのです。

 

もしかしたら祖父は、この先、こうして

私がストレスと戦うときがくることを

予想していたのかもしれません。

 

当時の私は、ストレスをお酒で身体の中に

流し込んでいたように思います。

 

どうにかストレスを誤魔化そうと、お酒で

ストレスを忘れようとしていたのかもしれません。

 

しばらくの間、そのような生活を続けた

私は、もしかしたら本当にストレスを身体に

入れすぎて、身体が重くなっていきました。

 

もしかしたら、このとき、週に2日休肝日を作るように

改善をしていたら、こんなに身体が重くなることも

なかったように思います。

 

でも、その後、やっぱり祖父の言葉が活きていて、

私は、休肝日を作ることにしたのです。

 

もうストレスを身体に流し込むようなことを

したくなかったのです。

 

もちろん、楽しい緩やかな自分が癒されるような

お酒はとてもいいと思います。

 

休肝日は、不思議と増えていき、週に3~4日まで

増えていったのです。

 

そうすると、やっぱり自分の身体に合っているのか

どんどんと重くなった身体は軽くなっていきました。

 

お酒のせいだったとは、もちろん思いません。

 

お酒と一緒にストレスを飲み込んでいたのかも

しれません。

 

そのことを祖父は知っていたかのようでした。

 

「週に2日は休肝日作れよ」

 

その言葉は、私の先祖でもある祖父が

代表して私に贈ってくれた言葉でもあると

思います。

 

大げさかもしれませんが、心のどこかに

引っかかった言葉というものには、

とてつもない想いやエネルギーが込められて

いるのだと思うのです。

 

きっとそこに、自分の人生を好転させる

機会が詰まっているのかもしれません。

 

「おじいちゃん、ありがとう」

 

【終わり】

------------------------------------------------------------------- 

執筆依頼なども承っております。

お問い合わせ・ご質問はこちらからどうぞ

------------------------------------------------------------------- 

この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。