皆さま
限られた時間の中で、できるだけ
後悔することなく生きていきたいなと
感ずる今日この頃であります。
この物語がどんな風に生きたいのか
考えるきっかけになるとうれしく思います。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「人生の最後に何を言いたいか感じて生きる物語」
~目を瞑り静かに感ずる~
静かに目を瞑り横たわる人が
いました。
もう動くことなど到底叶いませんが、
その人は今までの人生を振り返るのです。
辛いと思うことやうれしいと思うこと、
様々にありました。
でも、そのときにはどれもが素晴らしい
経験だったと感じています。
良いも悪いもありません。
すべて必要な経験だったんだと
思っていました。
あの経験があったからこそ、あのとき
幸せに思うことができたのだと、いろいろな
経験がつながるようにもなったのです。
そうして、静かに自問自答します。
「私は幸せだっただろうか?」
「幸せだったのだとしたら」
「周囲に幸せを広げることができただろうか?」
そのことは、その人の心の底でとても
よくわかっていました。
体は動かなくなっていましたが、
そう自問自答すると、不思議と
目のあたりと口元のあたりがそっと
緩む感覚があったのです。
「あー、ここまで生きてきてよかったなあ」
口元が動くならば、そう呟きたい
気持ちが湧いてきます。
その人は、そっと静かにそのまま
目を瞑り続けているのです。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。