皆さま

 

ここ最近、よく感じることがあります。

 

「あのとき、愛されていたんだ」

 

たったこれだけですが、このことに

気が付くだけで、人生は一気に

安心の世界に変わっていきます。

 

そんなことをおにぎりが教えてくれました🍙

おにぎり弁当🍙

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「そこに愛はあったと思い出す物語」

~お母さんのおにぎり~

 

テーブルの上に置かれた

おにぎりがありました。

 

おにぎりは、朝日が昇るころ

お母さんが握ったものです。

 

おにぎりは、毎日毎日お母さんに

握られていました。

 

おにぎりはお母さんに握られながら、

お母さんの思いに触れます。

 

それは、なんだかとても暖かな

ものでした。

 

「自分が作ったご飯を食べさせてやりたい」

 

そうして、おにぎりはテーブルに置かれ、

お母さんは忙しそうに家を出ていきます。

 

それから数時間後、テーブルの上の

おにぎりは、いつものように子どもたちに

食べられるのです。

 

おにぎりは、子どもたちに食べられながら、

その想いに触れます。

 

「また、おにぎりだ」

「いい加減飽きるよ」

 

それでも、おにぎりは、自分が

美味しく食べられていることも

知っているのです。

 

おにぎりは、全てを知っていました。

 

お母さんが、本当は、もっと子どもたちの

世話をしたり、かわいがったりしたいこと、

一緒にご飯だってゆっくり食べたいこと、

子どもたちのことを心から愛していること、

そんなことを、おにぎりは、ずっと見て、

感じてきたのです。

 

その表現方法が、毎日だって、忙しくたって、

おにぎりを握って、子どもたちに食べさせて

あげることでした。

 

子どもたちは、そんなことには

あまり気が付かずにいます。

 

でも、おにぎりは確信しているのです。

 

きっと、子どもたちは、将来、こうして

毎日お母さんからおにぎりを握って

もらったことを、いつの日か、感謝したり、

愛されていたと感じるのだとも。

 

こうしておにぎりは、今日もお母さんに

握られて、子どもたちに食べられているのです。

 

「間違いなく君たちは愛されているよ」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。