日本排尿機能学会から厚生労働省に出された

ハンナ型間質性膀胱炎手術の医療技術評価提案書です。

 

https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000851140.pdf

 

こちらのファイルの9ページから13ページまでが、ハンナ型間質性膀胱炎手術に関することです。

 

どこかで水圧拡張術の点数が低すぎるというのは見たことがあります。

これはハンナの焼灼を伴う水圧拡張術の診療報酬を10,500点にしたいということなのでしょうね。

 

ハンナ型間質性膀胱炎の患者に、水圧拡張術とハンナ病変の切除/焼灼を10,500点で年間1,500人に行い、2年間持つとして年間2億円余りの医療費の削減が見込まれるということが書いてあります。(私たちは膨れ上がる日本の医療費についても考えるべきなのでしょう真顔←お前が言うかって感じですけどね

 

 

 

担当医が「ハンナ病変を見つけたら必ず焼灼する。」と言っていた意味もわかりました。

 

9ページより抜粋しました。

局所/全身麻酔下に膀胱内へ80cm水柱圧程度まで生理食塩水を注入し、数分間(3-5分)維持した後に排水する。以上を単回または数回繰り返す。間質性膀胱炎に対して適応があり一定の効果を有するが、ハンナ型間質性膀胱炎に対しては効果が 不十分である。 

ハンナ型間質性膀胱炎に対する経尿道的手術(膀胱水圧拡張術とハンナ病変切除術)は、平均奏功期間が24か月程度と報告されている。ハンナ型間質性膀胱炎に対する膀胱水圧拡張術単独の治療成績は報告がないが、臨床経験上は殆ど症状の改善が見られず、効果の違いは明らかである。

 

 

ハンナの水圧拡張術+焼灼の50%有効期間が28ヶ月、非ハンナの水圧拡張術の50%有効期間が平均25ヶ月とも書いてあります。

それで、非ハンナはだいたい2~3年ごとに水圧拡張術を受ける人が多いと言われたことも頷けます。

あと1年、頑張るかなニコニコ