







”夜釣りは危険だからダメだ!”と、私
”一緒に行くから大丈夫だ!、ヨイショ!マカショ!”と会話が続き、結局行くこととなった。
勿論チヌ特区である。
”先に行ってろ、”とのことなので、早速市場に餌の海エビを買いに行く。
特区の駐車場に車を入れ、道具を持って入ろうとすると係官に止められた。
今日は入っちゃイカンというのだ。
何でじゃ!? 釣具屋のオヤジを呼んで交渉させると、何とかOKとなったが。
明日からは鍵が掛かるので入れない、とのこと。
仕方がない、今日を精一杯釣ろう、、 (青春映画か?)
しかし、”見える範囲に居ろ、、””桟橋には近づくな、”との条件もあり
珠海行きのフェリー波止でやることに、これが全くどうにもならん。
コの字に凹んでいる所に海風で廃油や色々なゴミがたまり、1投毎にゴミ掛かり。
少ないアタリの中、2度もやり取りの最中ゴミの為にバラシが有った、魚はなんだか解らずしまい。
何とか35cm程のハタを1枚釣り上げた。が、なにやら色が変に真っ黒で、ホントにハタか?
途中別の運転手が加わったが、彼は魚釣りをしたことが無いという。
竿と仕掛けを用意して彼に渡したが、やっぱり全くの初心者、手取り足取り教える。
本来なら半夜位やりたいのだが、アタリも途絶え、釣具屋のオヤジも店に戻ると言うので、20:30には竿を上げ、30分ほどの隣町、宝安に食事に行くことに。
運転手の楊錦標の同郷の友人の店だ。
釣具屋のオヤジに例を言い一路宝安へ。。
着いた所は、机が5卓と個室1部屋の小さいが小綺麗な、中国ではまあ普通の店だ、
ビールで乾杯しながら、ハタを蒸し料理させ、スープ、紙包排骨、客家豆腐、青菜などを、
味付けがしっかりしていて、結構美味い、特に紙包排骨はシナモンの香りが効き、ジューシーだ。
官渡や龍仙では食べられないので5袋も食べてしまった。
これから米を、という時に釣具屋のオヤジから電話が入る。
”シンセンの先に大きな魚が釣れる所がある、別の客と行くんだが、一緒に行かないか?”とのこと、
チヌ特区に入れないので明日からどうしよう?、と相談中だったので、
場所だけでも覚えよう、という事で行くことにした。
(此処までの画像はPC移動中のアクシデントで全部消えてしまった、、特に料理の画像は惜しい、)
30分ほど逆方向に来ていたので待ち合わせの場所に着いたのは22:30頃である。
なんじゃ! 外人が2人も居るぞ、、
あっ!ここじゃ自分も外人だ、最近は大陸化してるからなぁ、、
一応握手で挨拶、名前を聞いたが、忘れた! ラテン語系を話しているらしいがよく解らん、
ビールの飲み過ぎで酔ってる為か舌が回らんし、中国語を英語に翻訳するのは、無理じゃ!
北京語、広東語、中国客家語、ラテン語?、英語、日本語の入り交じった変な会話をしながら、大男3人と普通男3人を乗せた三菱の乗用車は一路高速道路を馬頭湾に向け必死に走った。
小梅沙で高速を降り給油、こんな夜中でもスタンドは開いていた。
ここから一般道で峠越え、、途中の部落ではなんとアベックの多いこと、、
こんな夜中に、危険じゃないのか? そんな話をしながら、00:00頃に馬頭湾に到着、
といっても此処は湾かいな?
土産屋のような食堂のような建物が幾つか並び、30~35m幅位の岸壁の真ん中に5m幅位の階段がるだけ、
周りには、桟橋や船らしきものは一切無い、まあ、主要な場所では無いのだろう、
5分もするとボートが来た。
マーキュリー60PHのE/Gを積んだベイライナー18F?、
ええっ? ボートに乗るんかい? 夜中に渡船?、、聞いてみたが言葉が通じない。
仕方がない、荷物を積み込みいざ出発!、って、もしかして筏?
団子の材料持ってないぞ、餌は海エビと赤虫だけ、、まあ場所見だし、良いか!?
などと考えている内、5分程で魚の養殖筏に到着。
8畳間位のそこそこの部屋が2小屋、あいだは6畳位の板の間で、此処には人が住んでいるのだ。
何故か電気(40Wの蛍光灯)やTVが有るし水道もある。
それにトイレは水洗だ! (海の上では当たり前か、、、)
8畳小屋のうち1小屋は釣り客に開放している、眠ければ此処で寝ても良いという。
中には客用のWベット、水洗トイレ、TV、机などが、、寝具も割と綺麗で、なかなか快適そうだ、
朝になって分かった事だが、岸から100m位の所なので電気と水道は引いているらしい。
筏はというと、釣りの為の準備は何もなく、3x4mぐらいのやぐらが海側に12個、裏面(地側)に2x4m位のが3個の計15個有り、魚が入っているのはその内6個。
こんなんで喰っていけるのかいなぁ??
まあ、釣り客もいることだし、何とかなっているのか、、と変な心配をした。
しかし、やぐらの上に15cm位の板を離して2枚、、幅45cm位の板の上で釣るのは、この年になると大分堪える、、、
釣りは、というと、水深3.5m、底は砂地、河口なので良い雰囲気では有るが、全くアタリ無し、
夜光虫が発生している、蛍光灯はついている、ガタガタ歩く、チヌなんか近づかないんじゃ無いか?
水面で小魚がはねているのでルアーも試したけれどもダメ、
ナツメで投げ釣り、50m位先から引いてみたが全くの砂地で海草も無いようだ、、
網のない筏のやぐらの内側で辛うじて赤虫餌にチャリコ(真鯛稚魚)とキビレ、歯のあるボラもどきが、
真鯛の稚魚がいるんだから成魚もいるのだろうが、、お手上げじゃ!
夜が明け周りを見渡すと、同じような筏が幾つかあった。
小屋も大きなものから小さなもの、テントが並んだ筏も有り、食事が出来そうな気配、
すぐ隣の筏でも1人夜通しやっていたようだが、釣果を聞いても答えない。
きっと何か釣ったんだろう。
6:00頃、又3人連れが加わった、 香港、台湾、韓国人だ。
香港人は細身で、どこかでみたような顔をしていた。 勿論初めてだが、
台湾人は片言の日本語が出来る。 ”おは、よう、ござ、ます~”、、太った体に似合わない優しい声だ。
しばし話をして、何が釣れるのか聞いたが、魚の名前が解らない、、
水とお菓子を分けてくれた。
仕掛けは、というとなんと、バッカンにコマセが有る、、
中国でコマセ使いは始めてみた、、
コマセを打ちながら浮子下50cm?? 狙いはサヨリ、、、みている間に5本ほど上げた。
此方も運転手に浮き下を合わさせてやらせてみた。 アタリは有るが合わせのタイミングが、
まあ、何事も練習、、たまに掛けても外れてしまう。
何とか釣らせて上げたかったのだが、本人の方が諦めてしまった。
餌も底をつき、08:00頃、、納竿。
ボートが迎えに来て波止に戻ると、漁師の舟が30隻ぐらい着いている。
売れ残りの魚介類を売っている。
もう、殆ど売り終わったらしく、磯牡蛎と蟹位しかない、他の貝、魚類は無かった。
威勢のいいおばちゃんから蟹を買うと市価の1/2程度? 海鮮市場の2/3位かな?
牡蛎はその場で剥いていたのだが、、太陽下での作業をみたら買う気にならない。 命あってのモノ種。
その場を後に小梅沙の海鮮市場に行くことに、 凡そ30分ほどで到着、 日本の商店街に似ている。
テントを通した歩道に凡そ50m位(もっと長いかな?)に渡たり箱に魚や貝を入れ並べて売っている。
名前の知らない貝がやたらと多い、アコヤ貝、甲蟹、イザリ魚、などもある。
此処でエビ、貝、魚、ウニ(カップ麺の丼1杯)などを買い込み、
向かいの食堂で料理させて食べました。
貝柱の蒸し焼き(ホタテじゃ無いよ料理後でも直径8cm以上!)、龍蝦(伊勢エビ系)の四川風炒め物
ウニと貝のチャーハン、蟹の炒め物、茹でエビ、ボラもどきの蒸し、チャリコと貝のスープ、などなど、
新鮮な、でも全て火を通した貝や魚やエビを満喫。
此処でも3カ国5言語で変な釣り談義、、
店のオネイチャンが周りを取り囲み怪訝そうな顔で覗いてる。
中国人以外は多分話の内容の1/3も理解出来ていないだろうと思う、、
今更ながら、外国語の難しさを感じながらの3カ国釣り談義だった。
帰り際、運転手が美味い魚を家族に食べさせたい、何が美味いのか?、、と言うで、料理のしやすさからハタを推薦した。 釣具屋のオヤジは真鯛を薦めてる。
どうせ蒸すと思うが、どちらが美味いのか?
共に40cm位のが ハタ120元 真鯛80元、ハタの方が高い、
運転手は両方とも欲しいと言い買い求めた。
バケツに入れブクを仕掛けて一路シンセンに戻るが、、
高速の入り口で入境検査が有った、、、
そうか、此処はシンセン市では無かったのだ、、
普段検査は少ないようだが、五一連休で検査強化されているらしい。
運転手と釣具屋オヤジは免許証、身分証明書を、ラテン系はパスポートを、私は居留証を見せた。
小さな車に6人も、しかも外国人が3人も乗っているので、一人一人の証明書をしっかり見ている。
難無く検査は終わり全員無事シンセン側に入れた。
普段より込み気味の高速、一般道を進み、ラテン系をホテルまで送り、私もホテルまで送ってもらう。
釣具屋オヤジと運転手は、”今夜又行きましょう!!”と言って帰っていった。
シャワーを浴び、着替えてから一眠り、起きたのは21:00だった。
目が覚めても意識もうろう、歳を感じる。
足按摩に行き、パンとブドウジュース、果物を買い込み、ホテルに戻ってネットしながら何時しか寝てしまった。