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写真は
紅木(マホガニー)の根元を使い手彫りの龍の水盆

紫砂の中でも高級砂を使った茶器(私は置物にする為に購入)



シンセンの蛇口港に香港やマカオに行くフェリー港がある。
香港に行く場合はイミグレを通ることになるのだが、、まあ、それはおいといて、
イミグレの入り口に釣り道具屋がある。
此処のラオパン(店主)が遊び人で、ってそれはまた別の機会にでも、、

中国茶には、烏龍茶、鉄観音、プーアール茶、緑茶、紅茶、数え切れないほど色々有るのだが、それぞれ味わいのあるものだ。
どの家でも客が来るとお茶を出すのだが、とりわけお茶にうるさい人は茶器にもこだわりが有るようだ。

この釣具屋ラオパン(以後、頼先生かオヤジと呼ぶ)も、そのこだわりが極端に強い人だ。
何時行っても1坪位しかない店のショーケースの後ろに座ってお茶を飲んでいる。

1月頃のことだが、いつものように出張の合間の休日に遊びに行った。
彼が煎れてくれるお茶は特別な高級品で、毎回と言うほど違うものだがどれもうまい。
話は釣りの話が多いが、何時しか茶器の話になった。
そこで、「茶具・茶器がほしいのだが、特に水盆(と言うかどうか?)は木製の一枚物で竜の彫刻が有るもの、
茶器は紫砂製で竜の飾りがあるものがいいんだが」と、聞いたところ、
「自分の友達が雲南省でそれを造っている、聞いてみる」と言ってくれた。
何でも市価の半額以下で手に入るようだ。
市価と言っても価格を知らない日本人では市価の2~10倍で買わされるだろうが、
茶器も本物の紫砂のものを探してくれると言うのでお願いした。

3月始め?出張でシンセンに行ったとき、またまた頼先生の所に遊びに行った。
頼先生「茶器来ているよ」、、、わたし「見せてくれ」
狭い店内で茶器・茶具を広げたら、たちまち人集りになってしまった。

見物人「水盆、これはいくらだ?、、3500元位か?、、」
雲南省の木で20年以上自然乾燥させた材料だから、と、頼先生が言うと、
見物の香港人は値段交渉を始めた。
この茶器は友達の為に準備したもので売り物ではない、などと話していたが、フェリーが出航するまで30分ぐらいは離れなかった。

茶器は金の細工が施してある、どぎつい感じも有るが、風流な茶器は既に幾つか持っている為、あえてこれを指定した。