
今日は寮からバイクで10分程のところにある水庫(農業用水池)に草魚釣りに行った。
この水庫もやはり権利を持っている百姓がいる。
こういう所で釣りをするとき、権利者(老板、、ラオパン、、ご主人様、、)に挨拶せねばならない。
日本でも本来はそうであろうが、恐らく挨拶などすることはないだろう。
中国でもし無断で釣りなどしたら、、まあ、土地の人間なら問題無いだろうが、私たちのような外国人(大金持ちと思われている)の場合、最悪の場合訴えられ極端に高額の慰謝料を請求されるだろう。
そこまで行かなくてもその場で文句を付けられ、またその後そこでの釣りは難しくなる。
幸いにも同行の会社の運転手はここのラオパンと知り合いだ。
前日に私も含め、数人で釣りをする許可を貰ってあったのだ。
しかし、、当日は釣りをする前にご挨拶、、
家族全員と握手、、男共には煙草を勧め、お茶をごちそうになり、、、、釣りに至るまでのプロセスが長い。
例え金を払っても良いから気軽に釣りが出来るところを探したいなぁ、、、
1時間ほどの挨拶を終えて、やっと水庫での釣り開始となった。
多分、今年最後の釣りだろうと思うと、何とか大物を釣りたいものだ。
水庫の水量は冬季と言うこともあって満水期より5mは下がっている。
少しでも水深があるところを、、思いポイントを定めた。
餌は、この地の特産の蚕のさなぎ粉と小麦粉とを赤葡萄酒で練ったものだ。
実はその中に日本から持ち込んだ特別なものを追加している。
チヌの団子釣りでは実績有る材料だ。
それを筏竿と50番のスピニング、1号通しのラインハリスに駿河湾黒鯛針4号、ゴム管入りナツメの仕掛けにセットして実釣開始、
更に述べ竿でも草魚稚魚を狙う。 これは運転手の晩飯分だ。
稚魚を凡そ50匹位釣れたところでお昼となり食事。
途中の市場で買ってきた万頭で、2個1元なのだが中のあんは意外と美味い。
しかし、中にはザラメ(角砂糖をつぶしたような砂糖で粒はもっと大きいデシ、、)が入っているものもある。
中国の御菓子や万頭、ペットボトルの緑茶などはとても甘いものが多い。
昼食も食べ終わりそろそろ眠くなってきた。 が、、
ふと、、筏竿に目をやると、穂先に微妙な変化が、、 アタリだ。
ここの大型走魚は居食いする、見逃すといきなり走りだす。
慎重に合間を見切って、、グッシャ~~!! とばかりに大合わせ、と同時に魚を手前に向ける。
魚より先手をとらなければ筏竿と中国製の1号ラインではさすがに厳しい、、
今回は思い通りに先手を打てた。
ボラよりも重い引きと粘りを楽しみながら15分ほどいなして遊ぶ。
魚の力が尽きたところでおもむろにタモ入れ、、
んん~~、、 楽しめた。
釣り好きな運転手も始めの頃はこの楽しみ方を理解できなかったようだが、
何時だったか、、彼にお礼の意味を含めて筏竿をプレゼントした、
彼がその竿で草魚や鯉を釣ったとき、老ドンの釣りの楽しみ方を理解したようだ。
この辺りの人が釣りをする目的は、漁の意味合いが大きい。
1人で多くの竿を出し、吸い込み仕掛けである。
ラインは6号以上、、60cmの草魚もごぼう抜き、、
釣りの楽しみの前に食卓の楽しみが重要な要素なのだ。。
久しぶりに先手をとって大型と遊べて気持ちが良い、、
これで気持ちよく今年の竿納めが出来た。
当然だが、釣りが終わればラオパンにご挨拶、、そして同行の運転手と食事だ。
水より安い1瓶30円のビールを飲みながらの釣り談義も良いものだ。
彼らを通して中国語の勉強も出来る。
来年もいい年で有りますよう、、
いっぱい釣りに行けますよう、、
楽しい釣りができますように、、 合掌、、