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2004年5月

運転手からの連絡は無し、電話しても電源を切っている為繋がらず、、、
外は蒸し暑い天気、、、外出する気にならず、昨日のパンとジュースの残りで食事、、寝て過ごす。

5月3日、 運転手の携帯は相変わらず電源断、、、
外は昨日と変わって雨、風もあり釣りが出来る状態ではない、
足按摩に行き、行きつけの日本料理屋で昼食、、
CD店に行き、水滸伝のDVD、ハリーポッター機↓兇覆匹鯒磴Α◆
ホテルに戻りネット、TVを見ながら寝て過ごす。
夜、久しぶりにホテルの日本料理レストランで、鰺の塩焼き、ホタルイカ沖付け、ラーメン、ビール、、
飲んでる最中にラーメンが来たので、”食べ終わってから持ってこい”と注意した。
中国では注文した物は出来た順に持ってくるのは当たり前。
コーヒーなども同じ、、コーヒーが先で後からご飯類が来るなんて当たり前。
安い店ならまだしも、日本料理レストラン、、日本式にサービスしなさい!!
お代わりしたビールを飲み終わった頃、”ラーメンを出して良いですか?”と聞いてきた。
御願いします、、と丁寧に言うと、新たに作ったラーメンが来た。
味はまあまあ、、デザートのアイスクリームを頂き部屋に戻る、

夜、運転手から電話が、”明日釣りに行きますか?”
何故電源を切っていたのか?、、と聞くと、 1人は家族サービス、もう1人は彼女サービス、、
仕方がない、、運転手といえども休みの日は彼らの個人行動が優先。
あくまでも、付いていって頂く、のだ。

5月4日、朝07:00 運転手が来た。
会社の車に乗り一路蛇口市場へ、海エビを買い込み蛇口湾イミグレの釣具屋へ。
オヤジは客の相手をしている。
オヤジの兄、と言う人物が(よく似ている、)鉄観音茶を入れてくれた。
味と香りが凄く良い、売り物ではなく、客やイミグレの係官達に飲ませるものだという
仕切伝票を見たら650元/500g  高いお茶だが普通店で買うと800元以上らしい。
更に日本人の客だと2000元位、交渉して1500元で売るようだ。
交渉してまけて貰った、、と思っていても地元の人間の倍以上で買っていく。
お土産は必ず地元の信用出来る人間に買って貰う事、、 再認識した。
1袋250g入りを分けて貰う、

此処で更に筏竿1本と換え穂先2本を買い込む。
前買ったのは380元だったが、今回のは半額以下、、
換え穂先も付いていないし作りも悪く安物だが、草魚を釣ったら面白そうだ、、、運転手に使わせるのも良い、、、替え穂先も仕入れておこう。

オヤジが果物の種で作った飾りを3個くれた、
1つはわざわざ税関近くの土産屋から糸で編んだネックレスを買ってきて
首にかけられるように、、
”後2個は携帯電話と筏竿に付ければどうか?”と言っていた。

と、、、そこに、現金輸送車が来た。  釣具屋の目の前を通る。
先ず、イミグレの職員が出てきて周りの状況を確認しながら輸送車に連絡、
助手席からアサルトライフル(トンプソン似)を持った軍人が1人、、
此処でその軍人を写真に撮った、、  警備員の1人がどぎつく怒る!!
釣り具らの店員が、”彼はお客さんだ、悪い人間じゃない!”と説明している。
私は内心してやったり、と思いながらも”対不起!ご免なさい”を連発、、
周りの人間は遠巻きに見ている、、、
しかし、その他の警備員や軍人は現金輸送に神経を使っている。
この警備員も何時までも私に構っていられないので、警備に戻った。
通路確保と安全を確認した後、後部ドアが開きトンプソンを持った軍人が1人、、
続けてピストルを持った警備員が降り、台車に乗ったジュラルミンケースに入った現金が続く、、、
ピストルはスライドを引き両手でカバーしている。 いつでも撃てる体制だ。
全員で現金を取り巻きながらイミグレの中に入っていった。
間違えば捕まり、取り調べの可能性もあったが、貴重な写真1枚を手に入れた。

写真と言えば、、、最近はデジカメばかりでスチール写真が無い。
数年前に日本での釣果を写したスチール写真をオヤジ一行に見せた。
タコ、チヌ、真鯛、シイラ、カサゴ、烏賊、鰺、太刀魚、、、、釣りの写真だけではなく、富士山、白糸の滝、無線や鉄砲、バイク、車、などなど、

このオヤジ、、鉄砲も持っているらしい事が解った、散弾も自分で詰めるらしい。
”おまえは遊び人だ!、 仕事より遊びの方が好きだろう?”と聞くと、
”おまえもそうだろう!! 俺たちは同志だ!、、ハウポンヨウだ!!”と冗談を言い、お互いに大笑いしながら握手をした。
オヤジ、オヤジの兄とその長男と4人で床に腰掛けて記念写真を撮り、いざ釣りへ。

行き先は、馬頭湾、だと言う。 又筏釣りかと思ったら、蛇口の馬頭湾だという、
どうも馬頭湾、というのは何処にも有る名前らしい、地図で見ると納得、、
駿河湾も全体から見たら馬の頭に似ているし、三保などもその感じは有る。
(後で解ったことだが、、馬頭=船着き。のことらしい、因みにフェリーターミナルも馬頭、、、)
車で15分程の所で漁師の船着きになっているらしく数隻停泊していた。

此処では鰻魚(マンユィ)、ウナギが釣れるという。
”腕ぐらい有るぞ、美味いぞ、高級魚だぞ” と言っている、、
ウナギか、とも思いながらも気を取り直し筏竿を支度し実釣開始、、
餌は海エビ、ドングリを付けての流し釣り、3投目ぐらいでアタリが、
ウナギがエビを食べるんでは時間が掛かるだろうと思いながらも、穴に潜られてはどうにもならんし、合わせのタイミングが掴めない、
30ほど数えてから糸ふけをとりニュア~っと合わせると、、
乗った! 重い、大きいのか太いのか解らん、
竿を煽りながら糸を巻いてくると、見えた、ウナギだ!! あっれっ!まだら、、、
上がってきたウナギは黄色と黒のまだら模様のウツボ!! 

オヤジが来て、"これが鰻魚だ、美味いんだ!!" 
私、顔はにっこり心はガッカリ、どうせなら虎鰻魚(フーマンユィ)とでも呼べばいいのに、
その後はエビを小さく切り表層を流して、シマイサキ1枚追加、
雨も時折降り、風も強くなったので2時間ほどで納竿、実りある最後の釣りだった、
ガックシ、、

運転手と共に東北料理店で昼食を食べた、広東料理には無い冷たい料理がある。
オキアミより大きなエビの砂糖漬けと白菜のサラダ、香菜がきつすぎるので取り除きながら食べる。
キュウリと鶏ささみのサラダ、青菜炒めなどとビールを飲みながら今後の釣り予定を話す、
彼は関管車両の運転に配置換えの為、なかなか休みが合わない、
シンセンに行く時はなるべく運転手で一緒に行きたいと頼まれるが、こればかりは出庫や納品が優先、
官渡で有料でもいいから養殖池で釣れるように手配してくれ、一緒に行こう、、と頼んだ。

ホテルに戻りシャワーを浴び、またまた足按摩に行った。
釣り場が切り出しの岩石だった為、足腰痛い、歳を感じる。
真っ直ぐホテルに戻り、もう一度シャワーを浴び、TVを見ながら眠る、
こうしてシンセン最後の夜は更けていった。

明けて5月5日、今日午後には官渡に向け出発だ。
パン屋に行きいつものパンとブドウジュースを買う、パンも1個5~7元ぐらいで高価だ。
セブンイレブンではチョコレートを5個、日本とほぼ同額、
ジュースは割高だが、百貨店や他の店を見たのだが同じ物がない。
因みにセブンイレブンでは4.5元、パン屋で4元、一般では3.5元位で売っている。
13:30 日本料理店で鯖の塩焼き定食を食べ、同僚と共に帰宅。
17:20 宿舎に戻る。 
釣り道具を水洗いし陰干しにして、スカパーを見ながら何時しかソファーで寝てしまう。
暖かくなってきた此処2ヶ月ほど、毎晩ソファーで寝ているなぁ、

5月6日、
運転手と釣りの約束が有ったのだが、彼は加藤Bを乗せツォンファーへ、ゴルフの運転手だ、
私も以前何度か誘われたが、耳かきの親分でピンポン玉の親分を叩き、広い原っぱでスマートボール、健康の為と言いながらカートで移動、紳士のスポーツと言いながら叩きが多いといらだっている、賭け事も有るようだし、上手い人ほど打つ回数が少ない、
コストパホーマンスが逆じゃないか!、、性に合わないのだ。
釣りは上手いほど釣果が上がり、1匹当たりのコストも下がる。って本当か?
コストを考えた趣味でなければ、貧乏くさいなあ、まあ事実貧乏人だ。

することもないので、折れた筏竿の穂先を少し修理してルアーが出来るように改造、八泉水庫(農業用水湖)でも行った時に使ってみよう。
白くて大きな熱帯魚のような魚を小魚を餌に釣っている。
釣り道具の手入れも終え、マッサージのネイチャンを呼んで2時間按摩。

夕方、通訳に電話をした。
西洋料理店「西賽廝」(シーサンティン)で18:00、に待ち合わせ。
以前食べたホワイトソースのかかったチャーハンを注文、、
出てきたのは中身が少し違っていたが、まあまあ食べられる味だ。 
(同じ物が出る保証は無い! 味も毎回違うのは当たり前!)
そのほか、紙包排骨を頼んだがやはりここには無い、普通の醤塩排骨、鶏肉竹スープ(海南島料理)、公司三文治(ハウスサンド)ビール、、、などなど。
偶々今日は彼女の誕生日だった。 農歴で3月18日、、今年は5月6日だそうな、
日本語は今までの通訳の中でも最悪だが、性格は明るく活発で素直だ。
将来医者になりたいらしい、、又少しの努力で成れるのも中国の良いところ、
裏を返せば、患者にとっては危険この上ない、と言うことだが、

西賽廝のオネイチャンももう顔なじみだ、、
この店は官渡では値段が高すぎる為、今では殆ど客がいない。その内つぶれるかもしれない、
そうなったら、外食出来るところが少ないだけに困ってしまう。
毎回同じ洋楽CDをかけていて、同じ場所に座り、結構落ち着いた店なのだが。

20:00 通訳と別れて一路宿舎へ、と思ったが、交通警察横の按摩屋のラオパンに呼び止められた。
”ホ~~!! コウライ!!” (○○は私の中国名)
これも付き合いのうち、足按摩を1時間、この地の按摩はみんな下手だ、
黙っていると力を入れないし、何回か力を入れろ!と言うと、筋がつるほど押す、
でも、大きな店のラオパン(主人)と知り合いになっていくのは良いことだ。
何かあった時に逃げ込める、これも安全を考えている為の行動なのだ。

こうして五一連休(黄金週間)は終った。。