「道明寺天満宮の不思議3」からの続きですうさぎクッキー

いちおう、これまでのあらすじを…

大阪は道明寺天満宮の小さなお社で、ちゃまは、不思議な現象を目撃します。
一枚の紙垂だけが、風もないのに、くるくると回り続けていたのです。
そのお社に祀られていたのは、菅原道真公の忠臣・度会春彦命(白太夫)。
白太夫については、ほとんど知らず…調べるうちに、自分がたまたま通っていた神社が、白太夫氏の子孫によって始められ、代々守られてきた神社であることを、知ります。
また、度会の一族は代々、伊勢神宮・外宮の神官で、外宮には、彼らを祀る小さな神社があるという。
ちゃまは、どうしても、その神社をお参りしたくなり、伊勢神宮、外宮に来ていました。

←過去三回にわたる壮大な長編?が、まとめると、たった十数行になるなんてぇ…笑い泣き 

ちなみに、これは、去年の初冬頃のお話ですよ。

3度目の伊勢神宮でした。

思えば、神社に目覚めた?頃…

いちばん始めに行った大きな神社が、伊勢神宮でした。


お正月明けにお参りした、小さな神社の、神宮遥拝用の神棚の前に立った時、ふいに、

自分とその神棚の間に道が通い、行ったことも、見たこともない伊勢神宮の参道に立っているような

そんな不思議な感覚がしたのです。
大きくて立派な、ヒワダブキの神棚だったなあ…


びっくりしたちゃまは、訳がわからず…

その時も、やっぱり翌日すぐに、伊勢神宮に行きました。



そして偶然にも、外宮にて、朝の大みけ祭に遭遇し(大みけ祭。神職さんらが、行列を成して、神さまに朝ごはんを持って行く毎日の行事。大三毛猫祭←違…)

親切な地元のおじさんに、儀式の一端をこっそり覗ける秘密の場所を教えてもらって、(行列は見られるけど、後のお祀りは非公開なんだよ)

おじさんと二人、必死で覗いたりなどして、

初めての伊勢神宮、初めての一人旅を満喫したのでした。


あれから、もうすぐ一年になるんだなあ…



ちゃまは、感慨深い気持ちで、早朝の外宮の透き通った空気を吸い込みました。

梅…からの梅のご紋。 長岡天満宮にて

お参りを済ませたら、さぁ、ミッションです。


ちゃまは、度会(わたらい)一族を祀るお社を探しに、伊勢に来たのでした。

度会氏は、伊勢神宮(内宮)創建以前から、このあたりをおさめていた豪族で

外宮が出来てからは、禰宜として、明治期まで、神宮に奉仕してきた名門の宮司家でした。

菅原家との関わりも、もともとは、神職としての仕事から始まっています。

子宝に恵まれなかった道真さまの両親が、春彦氏に祈祷を依頼し、その祈祷をきっかけに生まれたのが、道真さま。その縁で、春彦氏は、道真さまに終生仕えたと言われているとか…

それはともかく、度会家は、神宮以前からの有力氏族だったのです。
そんなわけでか?外宮の別称は、なんと、度会宮ちょっとびっくりするでしょう?

道明寺天満宮の、小さなお社での、ごくごく些細な出来事が、浅いものとは言え、これまで知らなかった知識を授けてくれたこと、

そして、全く違った目で、神宮を見せてくれていることに、ちゃまは、心をふるわせていました。

~つづく~