普段、ちゃまは、何かというと、大神神社に駆け込みます。
去年の冬も、どうしても聞いてほしい話があって、三輪へ。
…行ったはよかったのですが、その時、ちゃまは、風邪気味でした。
風邪を引くと、長引くたちなので、いつもなら、そんな危うい時期には、絶対に、外出などしないのですが、
今を逃せば、この話は、怖じ気づいて一生言えないかもしれない…
言えたとしても、この熱量をもって伝えることは、絶対にできないっ
そう思うと、矢も盾もたまらなくなり、まさに命がけの決意をもって、三輪に乗り込んだのでした。←相変わらず、おおげさやな
なんとかお話を済ませ、ちゃまは、狭井神社に行きました。
大神神社の摂社である狭井神社には、病気を治すと評判のご神水もあるのです。
ちゃまは、今日来た思いと、風邪を引くのがどんなにいやか、引いたらどんなに大変かを、ベンチに座って切々とお話し、←神様にする話なのか?
ご神水を飲んで、狭井神社を出ました。
大丈夫!この聖なる水で、全細胞がよみがえるのだっ!
言ってみたけど、喉は、来た時より、明らかにいがらっぽくなっていました
大神神社の境内に戻ると、頭の中が、おみくじを引け、おみくじを引けと、にわかに騒がしくなりました。
ぎぇぇ…大神さまから、今日の話のお答えがあるんだわ…
ビビりのちゃまは、稲荷神社の方に、いったんにげたのですが、←もう、情けないぐらいのビビり💦
さすがに、こんな態度の相手と信頼関係を結ぶのは、いくら神様だって、無理というもの…
ちゃまは、奈落に落ちる覚悟を決め、おみくじを引きました
すると…
大♥吉
桜花爛漫のごとく
運気賑々しく開けゆく
自信をもって 進むべし
キャ~‼
ちゃまがその日、お話ししたのは、こんなふうに生きていきたい‼という宣言。
大神さまが、話の内容はもちろん、今日来た思いまで、丸ごと受け止め、太鼓判を押してくれたみたいで、涙が出そうでした


しかーし
そんな話はどうでもいい。
←えっ そうなのか
そしてそのどうでもいい話が、長い
ここからが本題です。
おみくじには、下段に、縁談やら旅行やら、各項目ごとの一言アドバイスがありますよね。
その中の「病」の欄を読んだ瞬間、ちゃまは、思わず吹き出してしまったのです。
そこにはまさかの
病…………軽い。
悩まぬこと。
と、まさに今、ちゃまに最も必用な、励ましの言葉が書いてあったのでした


ンもう、大神さまったら~♥
あんなしょうもない風邪の話にまで、律儀に答えてくださるなんて
ちゃまは、大神さまの、茶目っ気ある愛情に、ホカホカした気持ちで、帰途についたのでした。
しかし、三輪の大神は、ただのお茶目な神様ではありません
ちゃまは、ほんとうに、
風邪を引かなかった
のです
三輪から帰って、さすがにしばらくは、鼻水と喉の痛みが増したものの、いったん引いたら、ただでは済まされないことになるちゃまの風邪が、それ以上ひどくなることもなく、わずか数日で、奇跡の快癒

「病。軽い。悩むな。」
おみくじのことば通りの結果になり、ちゃまの中で、三輪の大神が、ますます信頼と親しみを増したことは、言うまでもありません。
おしまい


