今日は高校のバスケットボール部のトレーニング指導でした。
高校生のチーム指導の場合、必ず1日のトレーニングの中で
考えさせる内容を盛り込むようにしています。
考える力こそ、競技力向上には大切だと思います。
横浜ベイスターズの尾花新監督のある言葉があります。
『素質×やる気×考える力=仕事の質』
「超一流」には素質も一流が必要だと言っていますが、
やる気と考える力が一流であれば、
十分「一流」の選手になれると言われていました。
僕はこれに、プラス「指導者」というのも必要だと思いますが、
考えない選手は強くはなれないということです。
私たち指導者も同じですね。
これまでに出会ったプロと呼ばれる選手、
高いレベルで競技をしている選手たちは
必ず、自分の考えや信念を持っています。
現状として学校の部活動などではまだまだ、
やらされているだけの練習やトレーニングが数多くあると思います。
悪い言い方をすれば、部活動は指導者の私物。学生は兵隊。
そんな、チームを大会などに行けば目にします。
幸い、僕がこれまでに関わったチームは、監督の理解もあり、
学生を主体に考えてくれる先生ばかりです。
だからこそ、トレーナーとして契約もしてくれるのだと思いますが。
選手の能力を伸ばすのも、伸ばさないのも指導者次第。
だからこそ私たちはその責任を負わなければならないと思います。