24時間テレビ | Personal Conditioning Lab T.N.P

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【福岡のパーソナルトレーナー 山田大介が日々の仕事や生活、感じたことを日記にしています。】

今、仕事の合間でスタバで休憩中です。


時間があるので先日の24時間テレビについて、


個人的な意見を。



僕も小さい頃から24時間テレビ観てきてました。


マラソンや番組の内容に感動し、


小学生の頃には地元で寄付をしにいったこともあります。



しかし、年月が経ち、今となってはいくつかの疑問が・・・



①チャリティー番組なのに出演者にはギャラが発生すること


②マラソンのやり方にも限界が


③冷静に考えると昔ほどの感動はない


④24時間番組としてやる必要があるのか



①について


チャリティー、慈善事業としてやっている以上


出演者はボランティアとしてやらないといけないのではないか?


出演者、総製作費を考えると、募金で集まる金額よりも


大きな金額になるのではないだろうか?



②について


そろそろマラソンはいいのでは?


数年前に萩本欽一さんが走ったとき


正直、言葉は不適切だがテレビに映る姿は


老人虐待にしか観えなかった。


感動よりも悲しい気持ちになった。



③について


子どものときには思わなかったが、


テレビ側の感動を無理して作ろうとする


意図がわかってきて、全てではないが


ノンフィクションではなく、フィクションとなってきている。


また、番組自体がジャニーズの登竜門みたいになり、


その部分を強く押す傾向があるような気がする。



④について


24時間やっているが、番組としてやらなくてもいいのでは?


本当のコンセプトを観ている人に伝わっているのか?


24時間頑張っていることを見せるのが目的みたいになっているが


本来は、募金を集めてそれで、人を救うことなのではないか?



本当のチャリティーだったら、ノーギャラで


それに賛同する出演者を募ってやるべきではないか?


さらに、制作にかかる費用も最低限に抑え


その中で取り組んでいくことが重要ではないか?


恐らく、番組のスタートはそういう趣旨だったと思う。


また、出演者もスタッフもその葛藤があるかもしれない。


極論を言えば、世の中の人を救いたいのであれば、


かかる費用をすぐにでも寄付すれば早い話なのだが。



ただ、テレビを通し、日本中にボランティアの精神、


人のために何かをする気持ちを伝えるとことも重要だとは思う。


やっている活動は素晴らしいことだとは思うし、


それによって感動や勇気をもらっているのも事実である。


だからこそ、今後はそのやり方をもっと考えるべきではないだろうか?


もちろん、この取組みが不必要だとは思わない。


これまで多くの人を救ってきた番組としてこれからも頑張ってほしい。


感動がなくなってしまわないうちに


もう一度、見直す必要があるべきだと思う。



僕の心が子どものころと違い、荒んできているから


そう思うのかもしれないが、ちょっとした独り言でした。



さて、夕方からの仕事に行ってきますか!