先日、ある高校のバスケット部の先生と
試合期の今後のトレーニングについて話をしました。
僕が女性アスリートのストレングスを考える場合、
特に考えるのが体重と筋力です。
この2点が、様々な競技のパフォーマンスに
影響していると思います。
当然、技術の向上なども必要なのですが、
まず、体力測定後に体重の管理と筋力アップを目指します。
本当は個人個人、細かい部分を観ていくほうがいいのですが、
チームスポーツとなるとどうしても全体指導となるので
この部分を特に重要視します。
また、この時期の高校や大学などでは新入生についても
体重と筋力について評価しなければなりません。
環境の変化や進学後の上級生との体力の違いを
考慮すべきだと思います。
体重が重いと動けない、スピードが出ない、
筋力がなければパワーを発揮できない、
逆を言えば、動けない選手は体重に、
競技力が向上しないのは筋力に、
原因の一つがあることが推測できます。
さらに、最近の女子高校生アスリートは
メンタルの部分も考えなければいけないと思います。
メンタル面が弱いというか、発言できないというか、
何を考えいるかわからない、特に最近、良く感じます。
メンタル面は摂食障害やバーンアウト、
スランプ、プラトー、オーバートレーニングなど
様々な影響を引き起こし当然、パフォーマンスの低下を招きます。
これから、トレーナーはメンタル面も
許容範囲内でサポートできるようにならないといけないですね。
ただ、その部分は非常に難しいところです。
今回、話をした先生も人間教育という部分を含めて
メンタル面のサポートが難しいとおっしゃってました。
トレーナーとしてそういう専門家が今後
今以上に必要になってくるかもしれないですね。