土佐選手。いや土佐先輩。
今までおつかれさまでした。
女子の部で3位。
途中、転倒するアクシデントの中、
タイムは2時間30分を
切ってのゴール。
まだまだ、現役でできるのではないか
と思わせる素晴らしい走りでした。
ゴール後、旦那さんと抱き合い、
喜び、一緒に歩く姿に
目頭が熱くなりました。
北京での無念のリタイア。
旦那さんと高校時代の恩師に
かつがれながら涙を流したあの日。
きっと今日はそのときから
続いていた長い長い道のりの
ゴールになったでしょう。
私にとって土佐先輩は松山商業高校時代、
陸上競技部の2つ上の先輩にあたります。
当時から今のランニングスタイルのように
いつも苦しい表情をして練習していました。
練習後、氷いっぱいのバケツに
足をつっこんで、寒い寒いって言ってました。
キャプテンとして甲高い声で明るく陽気に
チームをまとめてくれました。
国際マラソン、世界選手権、オリンピック。
日本の国民、そして私たち後輩に
感動と勇気を与えてくれました。
土佐先輩の姿に、僕は
何度も救われました。
本当に本当に、おつかれさまでした。
そしてありがとうございます。