いよいよ今日から競技が始まりました。
女子サッカー危なかったですね。
2点ビハインドの中で
後半追いついた澤選手のゴールは
勝つことはできませんでしたが、
非常に価値がある
素晴らしいゴールだったと思います。
あの場面で難しいシュートを決めた彼女は
さすが、エースだと言えるでしょう。
男子サッカーは明日試合ですが、
今大会でそういう選手が出てきて欲しいなと思います。
さて、今日、紹介したい種目は
僕が25歳まで現役だった、陸上競技の『100m走』 です。
陸上競技の中では最も華がある種目です。
『世界で誰が一番足が速いのか?』
シンプルですが、身体を極限まで鍛え、
非常に技術を要する種目です。
現在の世界記録は今年の5月に
ジャマイカのウサイン・ボルト選手が出した
『9秒72』。
その記録をめぐって
同じジャマイカの元記録保持者のアサファ・パウエル選手、
昨年の大阪世界陸上覇者のタイソン・ゲイ選手、
この3人が中心になって展開していくでしょう。
ゲイ選手のケガはどうなのか?
パウエル選手がスタートからぶっちぎるのか?
200m専門のボルト選手が100mも取ってしまうのか?
予選からの戦いが楽しみです。
個人的にはボルト選手かなって感じはしてます。
彼の体格、そして走りは素晴らしいと思います。
人類初の9秒6台。
そんな時代もこんなに早く来てしまうんでしょうか?
決勝の日の環境が整うこと祈ってます。
最後に、忘れてはいけない、日本の陸上界を
引っ張ってきた朝原宣治選手。
和製カール・ルイス、9秒台に最も近い男と言われ
30歳中盤を迎え、おそらく最後のオリンピック、
いや、競技人生最後の試合になるかもしれません。
確かに競技者としてのピークは過ぎてきていますが、
彼の走りに思いを込めて見ていきたいと思います。
大阪世界陸上の走りを見て涙が出たぐらいですから、
今回も涙、涙になってしまうかもしれませんね。
そして、彼が築き上げてきた日本の短距離界を
引き継ぐ次世代の選手、塚原選手の走りにも注目です。
『世界最速の男』
果たして誰かその称号を手に入れるのか?
決勝は8月16日(土)20時です。