助手「博士、冬ってなんだか洗濯物の汚れ落ちが悪い気がするんですが・・・。」
博士「汚れ落ちね。気になっている人も多いかもしれないね。」
助手「ということはやはり冬場は汚れ落ちが悪いんですか??」

博士「うん確かに汚れ落ちは悪くなる!ということでいつものようにここで3択クイズです!!!
助手「うわ!またですか!」   

博士「なぜ、冬場は洗濯物の汚れ落ちが悪くなるのでしょうか?」

博士「A.水温が冷たすぎるため」
助手「温度関係あるのかな?」

博士「B.奥さんが冷たすぎるから」
助手「夫婦関係は影響しないでしょ。独身はどうなるんですか??」
博士「少なくても中村君の家は関係あるかもよ!」
助手「ほっといてください!」

助手「C.気のせい」
助手「じゃあクイズにしないで下さいよ」

博士「正解は・・・ジャカジャカジャカ・・・」
助手「いやAしかないでしょ!」

博士「ジャン!そうです。A、水温が冷たすぎるためです」


助手「水温が低いのと汚れ落ちが悪いのはどう関係するんですか??」
博士「冬場は気温が下がるので、もちろん水温も下がります。夏場とでは10度以上の差があるんだよ」
助手「確かに冬のお水は飲むと冷たい!」
博士「水温が低い水で洗濯をすると、洗剤の洗浄効果が悪くなります。
   なぜ汚れ落ちが悪くなるかというと、洗剤の中には界面活性剤の他に漂白剤や酵素といった温度によりその効果が高くなる
   性質を持つ成分が含まれているからなんだよ。あと粉洗剤だと溶け残ってしまうこともあるしね。」
助手「へー」
博士「東京家政学院の調べによると、とあるメーカーの洗剤は40度と8度で洗浄テストしたら1/3まで汚れ落ちが悪くなったっんだって」
助手「ホントですか!?」

博士「それに温水で洗うのと比べると、繊維が膨張しないために繊維の奥に洗剤が届かず、汚れ落ちが悪くなるんだ」
  「わかり易くいうと・・・ 人間に例えると、体を洗うときはプールでなく、お風呂だよね。」
助手「当たり前じゃないですか!」
博士「冷たいプールよりも温かいお風呂に入ると毛穴が開くから、毛穴の奥の汚れが落ちやすくなる。
   アカスリをするときは先に体を温めてからアカスリを始めますよね。それと同じような原理なんだね」

博士「でも、ただ温度を上げればいいかというと、タンパク質の汚れは逆に固まってしまって落ちずらくなるので、
   洗濯の温度は30度前後が最良で、10度以下だと悪くなるって覚えておくといいよ」

助手「なるほど!でも毎回だと大変なので、汚れが酷かったり、汚れ落ちが悪かった時に水温を上げて、
   ぬるま湯30℃ぐらいにして洗ってみるといいわけですね。
   でもその際には洋服に付いているケアラベル洗濯方法をしっかり確認してお洗濯しなきゃですね!」
博士「うん!よくできました!」

助手「では博士!今回の格言は・・・。」

博士「洗濯の汚れ落としは水温落とさず」
助手「博士のギャグはひかえめに」

博士「そーそー私のギャグは寒いですから!っておい!」
助手「以上、洗濯マイスターズでした!」



イドカバネット

洗濯マイスターズ