人の寿命 | サンサーラ

人の寿命

先日の夜勤で、看取りがあった。私の担当フロアではなかったが、割りと場を離れられ融通が利いたので、その日の相方をサポートした。

その方は実際、数ヵ月前から状態が良くなかったが、時折持ち直していた。誕生日もむかえて101歳になられていた。

その夜、21時では声が聞こえていた。0時に定時バイタル測定を試みたが、微弱すぎて水銀でも血圧がとれない。脈拍数も触診しようにもこれまた微弱すぎ、測れる箇所を探しまわった…。

結局、1:20頃に無呼吸になり、NsとDr.と社長に連絡。指示でご家族にも連絡した。

施設勤めは初めてではないが、看取りは初めてだった。最期は苦しんだ様子もなく、本当に寿命だったのだと思えた。

「頑張って!一緒に年越すよ!」呼び掛けたけど、すでに亡くなっていたのだな。

悲しい気持ちはない。むしろ苦しみから解放されたと思えるから。でも、寂しい気持ちはある。

彼女はここで亡くなって、幸せだったのだろうか。そうであってほしい。空になった部屋を見ながら、そう願った。

合掌