夢 | サンサーラ

夢分析や夢診断というのがある。
本読むと色々なコト書いてあるけど、大半が性的なニュアンスを意味するとある。

何年前か忘れたが、狼の夢をみた。


雪の積もった山から里に降りてきた。もう何日も食べていない、腹が空いていた。

鶏小屋をみつける。鶏は何も気付かず眠っている。見上げた月、雲が流れ明るい。

迷うことなく鶏に襲いかかる、覚醒して暴れた鶏を声をあげる暇も与えず仕留める。

獲物の首をくわえて鶏小屋から出て山に戻ろうとした、その時、単純な罠にかかってしまった。

暴れてみてみるものの、寒さとあまりの空腹で体力を消耗し、すぐに動けなくなった。

薄れゆく意識のなかで思った。太古の代より山の神、守り神として人間と山・自然の調和を保つための調停者たる自分が、人間の傲慢で一方的な行動により、暗黙のバランスが崩壊した今、人間のせいで死なねばならない、これから誰が山を守るのか。自分が死ねば幼い妹が最後の山神となる。なんと惨めで悔しいことか。


狼の自分は意識をなくし、本来の人間の自分が目を覚ました。

涙が出ていた。自分が人間でありながら人間に対しての怒りが治まらなかった。

夢だけど、夢だとは思えなかった。これを夢分析するとどういう意味があるのだろうか。


ちゃむは精神分析が必要なのか?