休日だ


あたしの大嫌いな休日だ



だって家にいれば全員と顔を合わせなくちゃならない



それが嫌だからといって外へ出掛ければ人だらけ





休日は逃げ場がない








今日は食を拒みたい気分なのに、そんな事したら父親の機嫌を損ねる



当たり前のように父親は暴れる



あたしだってもう理不尽に怒鳴られたくない



だから拒めない





食そのものは好き



友達とのご飯は大好き



だけど家族でご飯を食べるあの殺伐とした空間が嫌い



「あんたが大学に行くと金がかかる」

「何でもいいから資格を取れ」

「バイトでもしたら?」

「ちゃんと良いとこに就職しなさいよ」

「(妹に向かって)お姉ちゃんみたいになっちゃだめだよ」

「(妹に向かって)大学に行かないで専門学校に行くといいよ。大学にいくとお姉ちゃんみたいになっちゃうからね」



食事の時間は、いつもこういう事を母親に言われる



そしたらいつしか家では食を拒むようになっていた





食を拒むと怒鳴る父

食の時間に罵倒する母



この2つの間で揺れるのが休日