〜不妊治療歴〜
結婚5年目、夫は45歳。
・人工授精3回(かすりもせず)
・採卵1回目→5個採卵・3個受精・0個凍結
・採卵2回目→5個採卵・5個受精・0個凍結
・採卵3回目→2個採卵・2個受精・2個凍結
・移植1回目→ 胚盤胞4BC融解後5BC ✖️
・移植2回目→初期胚(3日目胚)心拍確認後、8週で流産に😢
こんにちは、チャムです。
今回は進行流産についてです。
悲しい話や、リアルな話が出てきますので、読みたくない方、苦手な方はご注意ください。
それなのに、なぜ書くかというと、自分自身が流産の症状について、ネットで調べてもあまり出てこず、ブログの情報に助けられたからです。
かなり長くなってしまいましたが、私の体験も、誰かの情報になれたら幸いです。
39歳、2024年 4月中旬に移植した初期胚でした。移植は2度目で、1度目は化学流産、2度目で初めての妊娠判定をいただけました。
不妊クリニックで告げられた出産予定日は12/30でした。
ざっくりとした流れ
⚫︎5w3d胎嚢確認
⚫︎7w1d 茶おりが出はじめる
(振りかえってみれば進行流産はここから始まっていた?)
⚫︎7w3dで心拍が確認できたあとも、ずっと茶おりが出続け心配になり
⚫︎8w0d診察へ。心拍確認できたけど、胎嚢と赤ちゃんが小さいと言われる。
その後は茶おりからドンドン赤が強くなり、生理1日目くらいの血が3,4日出続けた。
⚫︎8w3d クリニックで18時、心拍停止してました。
赤ちゃんのサイズは11.5mmだったかな。
⚫︎8w4d 朝から腹痛・腰痛と生理2日目の量。
23時、自宅で胎嚢が排出される。
⚫︎8w5d 不妊クリニック受診。
子宮の中は空っぽだった。
後半のことを詳しく書いていきます。
8w3d
仕事帰りに不妊クリニックへ行き、エコーで心拍が確認できないこと、赤ちゃんはすでに亡くなっている可能性が高い、流産の可能性が高いと、説明を受けました。
3日後にまた受診することになりました。
心拍停止は1度で判断せず、2度確認するからです。
3日後来るまでに、自然排出される可能性もあることも聞きました。
👩⚕️「お腹が痛すぎる場合は救急車を呼んでください」
👩⚕️「血が大量に出て止まらないなど、困ったことがあったら、診察時間内なら、うちに来てください」
など伝えられました。
少し怖いと思ってしまいました。家に帰って、旦那さんの作ってくれた夕飯(我が家はご飯は旦那さんシェフです)を食べて…
食後に主人とお話しして、私は泣きました。
とてもおブスな顔で泣きました。
振り返れば、あの時泣くことができてよかったと思います。(すごいブスだったと思うけど)
ちょうどその日までの予定だった、ホルモン補充の薬と膣剤が終わりました。それから、出血の量が増えました。もう生理2日目の量。
色は鮮血、真っ赤っかです。
3日後までの間に、奇跡を信じてセカンドオピニオンを受けるかと頭をよぎりましたが、明らかに真っ赤な鮮血の出血量が増えてきて、
「これはもうダメだ」とハッキリ自覚しました。
夜からお腹が痛くなりはじめる。生理2日目みたいな量と、生理痛みたいな痛みが強くなりました。
8w4d
心拍停止を確認した翌日。
悲しみと腹痛から会社を休む。
とにかく腹が痛い。生理痛みたいな、子宮をずっと握られてるような痛み。
けっこう痛いが、普段生理の時はロキソニンのんじゃうので、生理痛の痛みより強いのかどうか、比べることができなかった。
痛みはずっとじゃなくて、やわらぐ時もあった。小一時間、旦那さんと近所でランチをしたり、犬の散歩に行ったりできました。
午後はお昼寝しました。
基本ずっと腹が痛かったが、夕方には少しやわらいだ。
もうすぐ40歳の誕生日ということもあり、以前から予約していたレストランへ。
当日キャンセルできないし、腹は減るので。
食事中は旦那さんと話しが楽しかったり、ご飯を食べて、気も紛れて、全然痛みは感じなかった。
誕生日プレートの小さなホールケーキをふたりで食べた後、ドバババッと血が出てきて焦ってトイレへ。
夜用ナプキンをつけてたので、大丈夫だった。小さなレバーのかけら(1cm角)がいくつかと、大量の真っ赤な鮮血。
帰り道から、腹痛と腰痛に襲われる。
痛みに強い方ということもあり、まだ大丈夫な痛みだった。
お腹が痛くなってお腹をさすると痛みが引き、今度は腰が痛くなる。腰をさすってましになると、今度は腹が痛くなる、そんな繰り返し。
家に帰ってリビングで横になった。
その後、旦那さんがお風呂を準備してくれて、旦那さんが先に入った。
起き上がってキッチンに行った。
この時痛みはなかった。
ワンちゃん用の飲み水を新しくしようと、お水を準備していると、『ドバッ』と出た感じがした。
生理の多い日みたいな感じだなと思った次の瞬間、
『ドゥルン!』
「わ?!なんか出たぞ?!」
ナプキンから溢れ出そうな感覚に、焦ってトイレに行くと、
「わー!デカいのが出てるー!!!」
「えええ😱」
と一人トイレで焦る。
痛みはまったくなかった。
「これはなんだろう?!」
「子宮の中の何か?」
「まさか胎嚢!!??」
サイズは大きめの手作りウインナーみたいな感じ。
結構大きい?!胎嚢っぽい気もする!!と、焦りつつスマホで画像検索。
先人の方々、情報発信してくれてありがとう!と思いつつ、これが胎嚢っぽい気もするけど、うーんそうなのかな、わからない。
確信は持てなかった。
でもこれがエコーでみていた胎嚢のような気もする。
とりあえず、これどうしたらいいんだ?と検索を続ける。
胎嚢だとすると、クリニックに持って行くといいらしい。
胎嚢の保管方法、持参方法を検索。
ネットよ、ありがとう!と思いつつ、胎嚢と思わしきものを、
・新しいナプキンで包む
・さらにキッチンペーパーで包んでみる
・さらにラップしてみたが過剰かな?
・ジップロックに入れて冷蔵庫へ
ネットで調べたら、冷蔵庫に入れて、翌々日までにはクリニックに持参してとあった。
受診日はちょうど明後日なので、このまま冷蔵保存することに。
この、胎嚢と思わしきものが出てから冷蔵庫に入れるまで、10分かからなかったと思う。
23時頃でした。
そしてお風呂に入ってる旦那さんに、テンション高いまま報告。
「なんかでてきたの!!」
「赤ちゃんの入ってる袋かも!!」
「ちがうかもしれないけど、びっくりしたー!!」
と報告。旦那さんは驚きながらも、真摯に、優しく受け止めてくれました。
その後私もお風呂に入り、頭や体を洗ってる間も、血と小さいレバーが流れ出てきました。
お風呂を上がってティッシュで拭くと、やはり真っ赤な鮮血。
お風呂後、髪を乾かして、お布団に入ると、
「あれ?なんだかお腹が痛くない気がする!?」
あとなんか、つわりは吐き気なかったけど、気持ち悪さやダルさがずっとあったけど、そういう不調感が急になくなった!
なんか今までの、移植前の自分の体調に、戻った感じがした。
お布団でまったりしていると、まだたまに少し腹痛を感じた。
8w5d
胎嚢と思わしきものが排出された翌朝。
出血の量は、昨日よりへった。
4日目くらい、生理が終わりに向かってるくらいの感じ。色は鮮血。真っ赤っか。
お腹の痛みはほぼなく、それどころか、体調がとても良い!ずっと二日酔いみたいな、頭痛や気持ち悪さがまったくない!胸の張りはまだ少しあるけど、ほぼないくらい。
そう、妊娠初期症状がなくなったようだ。なんだか、身も心も軽くなってしまった。
8w6d
クリニック受診日。
朝起きてナプキンを見ると、全く血がついていなかった。止まったのかな?と思ったけど、この日も一日中たまに血が出た。おりものシートでは足りない量、生理3,4日目くらいかな。血は真っ赤。
昼間クリニックへ、胎嚢と思わしきものを入れたジップロックを保冷剤を入れた保冷バッグを持っていった。
まず内診。
エコー前に看護士さんから体調を尋ねられて
👩「なんか出てきたっぽくて、出血はおさまってます!」と元気に答える。
院長先生にエコー診てもらう。
👨⚕️「子宮の中、キレイですね。」
👩「まだ何か残ってたりしますか?」
👨⚕️「うーん、キレイだけど、まだ内容物が少しあると思うから出血は少し続くかな?」
みたいなことを言ってたような。
エコーの後に消毒をしてもらいました。痛いかな?と思ったら、痛くなくてよかった。
着替えて診察室へ行くと、院長は悲しみモード。私はもう元気なんだけどな😅と思いつつ。
👩「出てきた胎嚢らしきもの持ってきたんですけど」
👨⚕️「検査出しますか?出さない場合は、こちらでお預かりして破棄することもできます」
👩「検査は今回しなくていいかなと思うんですけど、どうですか?」
👨⚕️「そうですね、出さなくていいと思います」
と断言していただいたので、検査には出さず、破棄をお願いしました。
👨⚕️「今日はこの後、血液検査して数値みましょう。1、2週間後にまた血液検査して、さがってきてるかみましょう。」
数値ってhCGだよね、きっとと思いつつ聞かなかった。
👩「今の出血とは別に生理がくるってことですよね?」
👨⚕️「そうですね。周期は乱れると思います。数値の下がり具合にもよるけど、お休み周期を挟む感じです。他には質問大丈夫ですか?」
質問はなかったので、終わりました。院長は終始、残念そうな顔をしてくれていました。
ありがとうございました、と告げて部屋を出ました。
というわけで、かなり長くなってしまいましたが、39歳の初めての妊娠は進行流産、家で出てきて完全流産となりました。
私は流産の2日後、40歳になりました。
心機一転!少しお休みを挟みますが、採卵に向けてがんばっていきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!
2度目の移植、初期胚編はこれにて完結。