歌を聴いて思い出す事はよくある。

今から15年以上も前の事にも、いまだに胸がきゅーっとなったり。



あたしは車の中で、ヒーターつけて、ずっと音楽聴いてた。

滅多に怒らないあたしがしびれを切らして…それでも怒ってた訳ではないけど。
…車を出して、いつもの道を通ったら、あのカーブに居た。

頭と肩に雪を乗せて。

あたしの車を見つけて、あの笑顔。

頭や肩には雪が積もってて、小さく震えてた。

手袋もしてなくて、マフラーも無くて、助手席に乗っても震えは止まらない。

凍ってしまうんじゃないかと思うぐらい冷たい頬に掌をあてて何度も謝った。

彼もあたしも。


車を発進させると、目に止まった小さな雪だるま3つ。

見て!見て!可愛いね~ と言うと

俺が作ったんだよ と。

聞けば、自分とあたしと子供だって。

待ってる間にもあたしの事を怒らずに むしろ将来を楽しみながら雪だるま作ってたなんて。


息が止まるんじゃないかと思うぐらい泣いた。

ハタチの幼い恋愛でも、色んな想いを持ってたなぁ。

今何してるかな…

妹 元気かな。

お母さん元気かな。


と、あの歌聴いて、覚えてる事、順番関係無しに どわーっとよみがえった。


綺麗なまんまだから、まだきゅーっとなるんだろうね。

ま、あたしが最後の最後に妹に年賀状出してしまって、止めてくれ とか言われたけど…_| ̄|○

妹も綺麗だったから、今は更に綺麗だろな。

7歳下だから、もう20代後半?

お母さんになったんかな?

な~んか なんでかな。

彼だけはいつまでも消えない。


こないだ友達が『彼だけは他と違ってた』という彼と別れて、今も想いを募らせてる。

戻る事は無いだろうけど。

『15年経っても消えないよ』と話すと、『そうなんだ~』と 少々ため息混じりだった。

まぁね あたしもこんなに長く心に住まわれるなんて 思って無かった。

結婚したり、新しく恋愛すれば、彼は一旦引っ込むけど、無くなってしまう事は無いんだな っていつも思わせられる。


超える人は現れないだろうな。

現実は知らない方がいい。

あたしにも…彼にも!