動圧加速3 回転流 | 【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

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2008/12/7初版、2008/12/14修正01
  ここでは水蒸気圧縮機内の「新ターボインペラ」によって、下方部分の
     水蒸気分子が回転流になって流れて行く様子を解説します。

              図1
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図の球体群は内包する気体分子の密度が同じである「特定エリア」を表し、
垂直赤矢線は黄球の垂直方向の「動圧」成分 水平赤矢線は黄球の周回方向の「動圧」成分 のあらかたの方向を表します。
それぞれの詳しい解説は             【動圧加速 粘性流】【平行流   】を参照してください。)

              図2
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水蒸気分子が動圧加速され上方の分子密度が下がると水蒸気分子の流れが始まりますが、
その流れは図1で示された垂直方向と水平方向の動圧成分の合成された方向に「確率的に分子密度の低い方に移動する」            【動圧加速 粘性流】と同じ原理で、図の赤球のようにねじれ回転で上昇して行く流れが発生します。


              図3
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この特定エリアの移動の様子を分子の動きと 軌道でイメージすると図3のようになります。  この軌道が右上がりに傾くことによって液面との間の分子密度が低くなり、イメージ的には「水色の分子」のように液面から水蒸気分子が「蒸発」します。


              図4
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特定エリアの赤球の動きを連続してつないでゆくと図4のような「軌道」を通過して行くと考えられ
この流れの軌道は「流量」の違いにより     垂直方向の「動圧成分」の増減で傾きが変化し、それが軌道の「巻数」と分子の「流れの速度」の変化になります。
注:ここで言う「流量」とは、「分子が軌道内を  移動する個数」と考えてください。


以上の解説の「気体分子が回転流になる原理」は、自然の台風や竜巻の発生の原理と同一だと考えていますが、その違いは回転力を与える力が「地球の自転」か「インペラの回転力」かの違いになります。

 この気体分子に「回転力」を機械的に与える「新ターボインペラ」 の解説に
            次回より入ってゆきます。








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