動圧加速1 概説 | 【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

ヤフーブログからの引っ越しです。当面は過去投稿記事保存が目的です。

2008/12/3初版、
前回までの「平行回転流」では水蒸気分子のインペラの回転初期や「上方への流れの無い状態」を解説しました。 今回からは「上方への分子の流れ」の様子を解析してゆきます。


              図1
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「平行回転流」の状態を簡単にまとめると、上方への流れが無い場合に気体分子は水平に回転しその周回方向の回転速度は「インペラから遠ざかるほど遅くなる」ことを、「特定エリア」     (図の半透明の球体)の動きを見ることによって 説明しました。
特定エリアの動きを・・・・・・・・・・・・・・・「動圧」特定エリア内の気体分子の動きを・・・・・「静圧」と認識することにより解り易くなります。


              図2
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この「平行回転流」から図2のような「回転流」になり上方への流れを解析して行くわけですが、 分子の流れが発生する場合の「流れの原理」は【粘性流】で解説したように進行方向前方の分子密度が小さくなければならないのと、  【通過流路】で解説した「水蒸気分子が渦を 巻いて加速する」という条件を満足する分子の 運動になります。                  しかし図2の表現では人には「感覚的」に認識できても「分子の状態」は理解できないので、

              図3
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図3のように、インペラ作用によって水蒸気分子が「動圧加速」してゆく様子を、ある一定の   「軌道」を通過してゆく「仮定」の元に特定エリアの動きとして解説してゆきます。(この「仮定」の根拠は【水エアコン開発】で 行った実験 結果から考察したものです。) 



動圧加速:                                               気体分子の「静圧」を変化させずに「動圧」だけを加速させる状態を言います。        具体的な説明では「特定エリア」の動きを「動圧の変化」とし、その中に含まれる分子の  動きを「静圧」とします。



   次回は、平行回転流から上方への流れの「軌道」が出来る様子をインペラ下方の
            分子の様子で少し細かく解説します。



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 この記事は以前に投稿した【水蒸気圧縮機 】書庫の中の記事を、順次内容を修正、 加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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