動圧加速2 粘性流 | 【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

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2008/12/5初版、2008/12/09修正01
前回に引き続いてここでは、分子が移動し流れが出来る原理の基本的な部分を 「水蒸気圧縮機」に当てはめて解説します。


              図1
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気体分子が流れてゆくには左図の様に、進行方向の分子密度が低くなければなりません。              (詳しい解説は粘性流にあります。)
注:実際には多数の分子が密に存在して頻繁な分子衝突により前後の密度の差は瞬時に連続して発生するので、このような極端な分子密度の差で移動してゆくことはありませんが、説明のための概念的な表現と思ってください。


              図2
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インペラの回転が無く回転流のない場合に仮に上方に「吹き抜ける」ような流れが出来たとして、短時間の特定エリアの移動を「段階的」表現にすると図2のようになります。
上方にできる空間が下方の分子を「引き上げている」と見ると解り易いかも知れません。(^_^;)


              図3
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図2を拡大してもう少し詳しく見ると、上方の「分子密度」が低下した空間に確率的に分子が移動して図1の原理が当てはまります。この図では 特定エリアを基準にした「段階的」な動きで表現しましたが、実際にはこの分子の動きは連続的に連鎖しながら移動するので図のような極端な「分子の無い空間」は出来ないと思われますが、ここでは「概念的」な理解をお願いします。



この「進行方向前方の分子密度が下がる」ことによって「確率的」に分子が移動してゆく原理を、インペラの作用により「回転流」になった時にどうなるかを次回より展開して行きます。





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 この記事は以前に投稿した【水蒸気圧縮機 】書庫の中の記事を、順次内容を修正、 加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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