2007/9/7初版
まず最初に取り掛かったのが、実験装置の組立てでした。 |
(1999年頃実施) |
たて4段にフランジを組み、蒸発部と凝縮部は透明アクリル直径200mmの円筒を
使用しました。
(簡単に言うとネジを回転させてその隙間で圧縮させる)
が、一番良いのではないかと考えていたのですが、市販の物は高圧縮過ぎるので、
大風量を得られるようにネジ部を深く取り、出口に向かって徐々に浅くなる単体
スクリューを設計して、取りつけました。
熱交換器は、蒸発部のみ円盤状熱交換器を設計しました。
どーせうまく行くかどうか分からんのに、圧力差を測定できたらええワ |
ぐらいの気持ちでした。
第一号試作機・・・・・・ |
わくわくして、インバーター(周波数を調整して回転数を自由に決められる電源装置)の、 ボリュームを上げてゆきます・・・・ |
5000回転・・6000回転・・・・・・・な、何の変化もありません!! |
く、くそー!!!!と思って・・・・15000回転・・・・・・ |
圧縮どころか、圧力計のデジタル表示もぴくりとも動きません(笑) |
頭にきた私は、分解して圧縮機だけを取り出して外部で運転することにしました。
そして、万力で固定された吸い込み部のスクリューの頭を見ながら
スイッチを入れました・・・・・・・
その結果、
な!なんと!出口からは空気が吹き出すどころか逆流して、 |
入口側に猛烈な勢いで爆逆流していたのです~~~~ぅ |
吸い込み側から覗き込んでいる私に、
爽やかな風が顔に強烈に吹き付けます・・・・・・・・・ |
目が点になるとはこのことですね~~~(^_^;)\(’_’)ォィォィ... |
回転体内で気体の流れがどうなるか、まったく理解していない、
ずぶの素人でした~~~~~ |
トンチンカン~~~~~~がっくり(笑) |
今では、なぜ逆流するか説明できますが。。。。恥の上塗りになるのでやめときます(^_^;) |
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