05 大失敗の自作1号機 | 【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

ヤフーブログからの引っ越しです。当面は過去投稿記事保存が目的です。

2007/9/7初版
   まず最初に取り掛かったのが、実験装置の組立てでした。
                  (1999年頃実施)
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          たて4段にフランジを組み、蒸発部と凝縮部は透明アクリル直径200mmの円筒を
          使用しました。
       それ以前から圧縮方式としてスクリュー方式
            (簡単に言うとネジを回転させてその隙間で圧縮させる)

          が、一番良いのではないかと考えていたのですが、市販の物は高圧縮過ぎるので、
          大風量を得られるようにネジ部を深く取り、出口に向かって徐々に浅くなる単体
          スクリューを設計して、取りつけました。
          熱交換器は、蒸発部のみ円盤状熱交換器を設計しました。
  どーせうまく行くかどうか分からんのに、圧力差を測定できたらええワ
          ぐらいの気持ちでした。

           第一号試作機・・・・・・
わくわくして、インバーター(周波数を調整して回転数を自由に決められる電源装置)の、  ボリュームを上げてゆきます・・・・
      5000回転・・6000回転・・・・・・・な、何の変化もありません!!
    く、くそー!!!!と思って・・・・15000回転・・・・・・
    圧縮どころか、圧力計のデジタル表示もぴくりとも動きません(笑)

          頭にきた私は、分解して圧縮機だけを取り出して外部で運転することにしました。
          そして、万力で固定された吸い込み部のスクリューの頭を見ながら
          スイッチを入れました・・・・・・・

          その結果、
       な!なんと!出口からは空気が吹き出すどころか逆流して、
  入口側に猛烈な勢いで爆逆流していたのです~~~~ぅ

          吸い込み側から覗き込んでいる私に、
      爽やかな風が顔に強烈に吹き付けます・・・・・・・・・
      目が点になるとはこのことですね~~~(^_^;)\(’_’)ォィォィ...

          回転体内で気体の流れがどうなるか、まったく理解していない、
        ずぶの素人でした~~~~~
      トンチンカン~~~~~~がっくり(笑)

 今では、なぜ逆流するか説明できますが。。。。恥の上塗りになるのでやめときます(^_^;)




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 この記事は以前に投稿した【水エアコン開発】書庫の中の記事を、順次内容を修正、加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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