03 水冷媒開発の現状 | 【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

ヤフーブログからの引っ越しです。当面は過去投稿記事保存が目的です。

2007/9/5初版、2009/2/18修正01
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   そもそも、水を冷媒に使った実験は戦前からありました。
私のバイブル?(笑) 長岡順吉先生の 「冷凍工学」 にも記述があります。しかし、「冷凍機」というように、凍らすことが目的なので+4℃以下になると凍ってしまう水よりも、アンモニア、フレオンなど氷点下でも凍らない冷媒の開発に注力され、ピストン式の圧縮機では効率の悪い水冷媒は取り残され、
     化学作用を利用した吸収式冷凍機のみ実用化されてゆきます。
     (ある意味水冷媒は成功しているといえますがその効率は非常に悪い)
そして多くの専門書には「水冷媒は蒸発すると体積が10万倍になりピストン式圧縮機では効率が悪い」と結論されることになりました。(フロンなどは、蒸発体積が50倍程度にしかなりません)
それならということで、ターボ圧縮機 (自動車のターボと同じ原理)ルーツブロアー (ギアポンプと同じ原理)を使えば解決できる!として、これまた多くの研究者やメーカーが、
長年繰り返してきた進歩の無い同じ方法で同じ失敗を現在も繰り返しています。
 と、偉そうに書きましたが私も「理屈ではできるはずなのに?」と思いながら、
   同じ失敗を当初の2年間の間必死でやっていたので
          おめでたい話でした・・・・(笑)
「水冷媒」の試した圧縮方法は20種類以上に及び、その実験結果は簡単に、ホームページの コンテンツ【試した方法と結果】書庫にまとめてありますので、今後の参考にしていただければと思います。

追記:近年、地球温暖化防止対策、環境汚染防止などの見地から「水冷媒」が見直されてきており、大手メーカーも本格的に開発に乗り出すなどいよいよ開発競争が本格化してまいりました。
しかし「水冷媒」は何十年もの間多くの人が取り組んでいるにもかかわらず誰も「水蒸気は効率よく圧縮できない」と言う問題点を解決できていません。(理解すら出来ていないと言えるかも知れません)
今回開発した「新インペラ」による「水蒸気圧縮機」がその問題を解決する唯一の方法であることを広く知ってもらうために、今後も努力してゆきたいと思いますので宜しくお願いします。m(._.)m ペコッ



この自然冷媒である「水冷媒」を使った「水エアコン」、または新開発の「ターボインペラ」に、関してのお問い合せ、ご意見、共同開発、技術提携などがありましたら             info@pid.co.jpまたはchallengeyu@yahoo.co.jpまでお願いします。
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 この記事は以前に投稿した【水エアコン開発】書庫の中の記事を、順次内容を修正、加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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