2008/6/21初版、2008/12/19修正02
前回はCADで「三次元曲線を微分する」などと、背筋が凍るような内容でしたが (^_^;) |
【三次元曲線を微分する】
もっと身近な例で、CADのすばらしさを説明するために、 |
三角関数(sin,cos,tan)を取り上げてみたいと思います、、、、、、、 |
あっ!そこの!君~~!。。。に、逃げるな~~~!!(笑) |
図1
左図は三角関数を学ぶ時に最初に出会う図 ですが、三角関数を使う目的は、値の分かっている部位から各部位の |
長さや角度を知ることにあります。 |
この関数で各部位の値を導き出すには |
関連する2要素の値が判ればいい |
分けですが、 (その関係の公式は必要ないので省きます) |
図2
このことはCADで作図する場合も同じ事で、例えば左図の「a」と「θ1」の値がわかれば、直角三角形を作図することが出来ます。 |
この作図さえ正確にできれば |
CADの「測定機能」を使い、長さや角度を簡単に求める事ができます。 つまり、人は作図するだけで「計算」は コンピューターがやることになるのです。 |
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図3
このことは当たり前のようで「コンパスと定規」では、鉛筆の線の太さや定規を目で見て測る時の誤差を避けることが出来ず、そのことが 「数式」による「正確な数値」を求める方法が発達していった理由の一つだと思いますが、 |
CADでは図の様にいくらでも「正確な数値」を「測定」できるので、作図さえきちんと行えば |
数式を使って正確に数値を求める必要が無いのです。 |
私達は、2~3本の線を描くだけでよいのです。。。。 |
そうです!! |
CADを使うことで、今までの難解な方程式や数式を使った計算方法から |
私達は解放されるのです!!! |
これは電卓を使うのと同じように、方程式を使って計算する所を コンピューターにやらせる、いわゆる |
幾何学の「電卓」として使うことができるのです!!! |
このCADによって「図形から非ユークリッド幾何学を考察してゆく」手法を用いないと、3次元空間の曲面や流れの変化を解析して行くことが出来ません。 方程式を使った単一的な計算手法では3次元曲線曲面空間の変化を全体的に見ることが 出来きず、「新ターボインペラ」の形状や流れの解析をするにはCADは必須なのです。 |
この図形を描く手法を考えるのは「狂気の世界」だけど・・・・・・(^_^;) |
図4
この手法を使って、関数や方程式に頼らずとも インペラの翼形状が分子にどのような 「力の方向」を与えるのか |
3次元ベクトルをすばやく描けることによって、 水蒸気分子の状態を簡単に考察することが出来るのです。 |
この記事はブラウザをIE(インターネットイクスプローラー)で観ると、極端に「イメージ」が違うので 【Firefox3(ファイヤーフォックス3)】でご覧下さい。 |
分子運動をCGで表現する基本概念は 【「分子運動CG図」に関してのお願い。】を、ご覧下さい。 |
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この記事は以前に投稿した【 気体分子運動 】書庫の中の記事を、順次内容を修正、 加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。 |
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