椎間板ヘルニア・手術直前の激痛がハリで完治した!
平成28年5月の半ばに知人の紹介で来院した患者である。
現在29歳の女性トレイナー。14歳ころから、ヘルニアの診断を受けていた。
20歳で手術し、その後症状はなかったが、
5月初めから、突然左足に臀部から大腿~下肢の痛みとしびれが発症し
歩行困難となった。
帰郷して、一週間服薬し寝たきりの状態。
ロキソニンで痛みは、一時抑えられるが十日間全然治らなかった。
病院では、ヘルニアの再発と言われ
再手術の必要を検討中とのことであった。
来院最初の日は、痛みが我慢できず服薬してからの治療で、
あまりハリの効果は、明確ではなかった。
翌日は服薬しないで来院。
腰に触れてみると左右で明白な椎傍の筋緊張に差があり
第一から第五の左腰椎に沿って「快浅刺・置鍼」。
最初の治療で楽になり、三日目の治療をしてから上京して様子を見た。
「手術しないでも、大丈夫」と自信をつけ、5月26日には職場復帰。
その後、数回休日に来院し、治療には来なくなり、
12月に「元気で働いている」と「メール」が入った。
肩こりがひどいと治療に見えたお母さんは
「20歳の時のヘルニア手術以後、毎年一度「MIR検査」をしているが
今回は完全に腰は治ったから以後の検査は不要だと言われた。
先生は予定の手術をすっぽかしたことについて何も言わなかった。
どうしてかなと娘さんと話し合った」と言った。
現在も元気いっぱい
トレーナーの仕事をしていると思う。
中川求真堂