山口県阿武町で誤って給付金4630万円が1人の男性に振り込まれたニュースがありました。その男性はほぼ全ての金額をネットカジノで使い切り、返還できない状態になりました。そして、結局、逮捕される事になりました。

 

さて、今回、ニュースの記事に役所、銀行、双方が、未だにフロッピーディスクを使っていると、笑いが込み上げてくるような驚きの事実が判明しました。

 

フロッピーディスクなんて二十年前に、私が大学生の頃に使っていた記憶媒体です。今の若い人は触ったことがない人も、そして、存在すら知らないかもしれません。新たな大容量の記憶媒体の登場により、生産も終了しています。

 

フロッピーディスク・・・、小馬鹿にできるような話題ですね。

 

しかし、よくよく考えてみると、Faxと言うフロッピーディスクと似たような過去のテクノロジーを今でも現役で使っている会社は日本中に存在します。

 

私が勤めている会社もFaxでやりとりすることがあります。

 

勤めている会社と取引をしているある会社のFaxの使用例ですが、Faxで商品を受注し、そのコピー用紙が現場の作業用のリストとなります。その後、手打ちで納品書、受領書が作成されます。

人やることなので、打ち間違え打ち漏れが起こります。

 

しかし、しょっちゅうです。

 

ひどい時は、1週間の内6日続けてなんてこともありました。

しかも、現場の作業は夜間に行っており、取引会社の人は皆帰宅して、誰もいない状態。

 

打ち間違え、打ち漏れなどのミスが作業中に発覚すると責任者に電話して、『どう対応するする?』と、指示を仰ぐ羽目になります。

 

もし、取引会社にITリテラシーがあるのならば、プログラムを組み、自動化されれば、打ち漏れ、打ち間違えは起きなくなります。その分の人手も不必要になります。

 

この記事を読んでいるあなたの会社でもFaxが現役の場合が多いはずです。

 

一見、フロッピーディスクという、過去の遺物を『まだ使用していたの?』、小馬鹿にできるような驚きの今回のニュースですが、日本社会ではFaxと言う時代遅れの通信機器を今でも現役バリバリで多用している事実があり、実は誰も小馬鹿にできないニュースでもありました。