仕事において、問題が起こる前に問題を防ぐ。もしくは、問題が表に浮き彫りになってから、それを解決する。

 

さて、どちらが有能な人材なのでしょうか?

 

 

 

 

 

もちろん、どちらも優秀な人材ですが、如何にコスト(時間とお金)をかけない事が、仕事では重要になります。

 

これは仕事(お金が絡む)上での話です。

 

 

 

 

 

 

例えば、仕事で進捗が非常に不味い状態にもあるにも関わらず、それに気づかない上司がいるとします。

 

そして、あなたはその進捗状況が非常にまずい事を十二分に理解しています。

 

あなたは、幾度となく仕事の進捗状況の不味さを上司に説明しても、あなたの上司は理解してくれません。

 

さて、あなたはそれを自己判断で改善し、その状況から脱却し、仕事が滞りなく終えた場合、本来、あなたは評価される対象となります。

 

しかし、評価すべき側の上司は、問題を問題とも認識できていませんでした

 

結果、成果を残したのにも関わらず、あなたは誰からも評価されません。

 

仕事での最終的な目的は自己評価を上げることではなく、会社の利潤を追求することです。が、それは会社側からの視点です。

 

個人側からの視点からは、他者からの自己評価を上げ、いかに自己を魅力を広め、それを糧に自己の利潤を追求することです。

 

そう考えれば、『問題』を放ったらかし、それが浮き彫りになった時、それを解決する方が、個人の利潤を追求することの方が得策かもしれません。

 

しかし、それをやり過ぎると、コスト(お金と時間)が膨大に膨れ上がり、自己評価を上げる為のツールである会社を失う。また、他者からの社会的な信用すら失うこともあります。

 

さて、もし、あなたの上司が問題を問題とも捉えられない問題のある人物だった場合、

 

あなたは損得勘定から考えると、どちらかを選ぶべきでしょうか?