どんな会社組織にも『ポンコツ』、『無能』などと呼ばれる、仕事ができない人は必ずいます。

 

その理由は個人によって異なります。

 

その仕事が不得意な場合もあれば、人間関係・長時間労働によるストレスにより、ベストな状態を維持できない場合、身体的な特徴や病気の有無がある場合、などなど、多様な要素が関係しています。

 

ある分野では、優秀な人間も、別な分野に飛び込むと、『ポンコツ』、『無能』と呼ばれる事も多々あります

 

例えば、一概に『走ることが得意』という人にも、陸上競技に置いて、短距離は不得意、しかし、長距離は得意という人もいるはずです。

 

さて、話を戻しますが、経営者の仕事は会社を経営することです。『倒産』という最悪の事態を避けることが求められています。

 

『倒産』には厳密な定義はありませんが、一般的に『現金が底を尽いた時』が倒産です。

 

その為、経営者はお金を滞りなく回し、現金が枯渇しないようにするのが一番の仕事になります。時には現金不足を回避するために、銀行に融資をお願いすることもあります。

 

会社は商品やサービス売り、売り上げを確保します。その中から、設備費、人件費、仕入れ費用などの、経費を引いたものが利益となります。

 

売り上げを年々上げ続けても、利益が上がらないと、いずれ現金が尽き、倒産します。

 

そして、その利益を確保するため、自社の強みを生かし、経営の戦略を練るのも経営者の一つの仕事とも言えます。

 

そんな意味で、赤字を垂れ流す企業において、一番仕事が出来ない人物は経営者、つまりは『社長』となります。

 

そして、人事部の仕事は人を採用することです。

 

『ポンコツ』、『無能』と呼ばれる人を採用した人も、人事部が決定したことになります。

 

つまり、社内で『ポンコツ』、『無能』と呼ばれる事を見抜けなかった、という意味では人を採用した人事部も同じく『ポンコツ』、『無能』と呼ばれ、仕事が出来ない人、いうことになりますね(笑)。