日本の国会議員に占める女性の割合は 15.7% と、G7の中で最低水準だそうです。
また、非正規雇用は女性が 53.6% と、男性(21.8%)の約2倍に上ります。
これは「まだまだ女性が活躍できる場が広がる余地が大きい」という見方もできますが、同時に「日本はなんと遅れている国なのか」と落胆せざるを得ません。
一方で、男性側から聞く声として「女性が感情的になりすぎて業務に支障が出る」という意見も、中間管理職時代の私の周囲には少なからずありました。
正直、この点については「何か理由があるのでは?」と考えていたのですが、先日裏方として支援させていただいた東京セミナーコンテストで、そのヒントを見つけました。
その答えは、君島麻美さん のプレゼンテーションにありました。君島さんのセミナーコンテストでのプレゼン動画は良いものがなかったので、当日の音声とプレゼン資料を合わせたものをアップしますね(素人の私が編集した旨ご了承くださいませ)。また、君島さんの紹介リンクも以下に貼っておきますね。
君島さんによれば、女性は毎月、妊娠のための身体的準備として「生理」が訪れます。これは男性にはまったく体感できない世界で、理解を示している男性ですら、その実態までは把握できていないことが多いのです。
実際、生理によって寝込むほどつらい人もいます。君島さんの統計によると、女性が男性と同じような精神的安定を保てるのは、1か月のうちわずか1/4。
つまり、残りの 3/4 は身体的にも精神的にも不安定な状態にあるということです。
この事実を知って、私はかつて中間管理職だった頃、「理解を示しているつもりで、実際には配慮が足りなかった」と痛感しました。
性別による差別は当然許されませんが、身体的な違いによって生じる不都合については、社会全体で理解し、制度として仕組み化する必要があります。
そうすれば、日本も女性が活躍できる先進国の仲間入りができるはずです。
具体策としては、例えば
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生理休暇の取得
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生理期間中のリモートワーク制度化
が挙げられます。
しかし現状では、生理休暇を申請する際に上司の承認が必要なケースも多く、「恥ずかしい」と感じて取得できない女性も少なくありません。
これらは承認不要の権利として確立してしまうのも、一つの解決策でしょう。
ただ、コロナ禍後の日本はリモートワークを縮小し、出社前提に戻る傾向があります。制度化は簡単ではありませんが、まずは一人ひとりが意識を変えていくことが、未来への第一歩だと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
君島さんのサービスリンクです。
プレゼンですが、動画のアップの仕方が分からなかったので、私のYoutubeにアップしました、大変申し訳ございません。