1. 三国志ってどんな物語?

「三国志」という言葉を聞いたことはあるけど、「なんとなく歴史の話?」くらいのイメージの人も多いのではないでしょうか?
男性ではまる人ははまりますが、女性で読んでいる人は私の周りには少ないです。私は小学生の時に図書館で上中下の3巻の簡単な三国志を読んでから超嵌って、ゲームなどをやりながら、違う小説を何度も読んでますね。本当に大好きです!この魅力を趣味で伝えていきたいです。三国志は、西暦180年 – 西暦280年頃の期間の話で、中国・後漢時代の末期から始まり、魏・蜀・呉という三つの国が覇権を争った時代を描いた壮大な歴史ドラマです。

 

舞台は西暦180年頃の中国。
当時の中国の皇帝・霊帝が政治をまともに行わず、世の中は腐敗し、各地で反乱が発生。
これをきっかけに、「俺が天下を取る!」とばかりに、さまざまな英雄たちが名乗りを上げます。
その中で特に有名なのが、次の三人です。

2. 三国志の三大スター!

1. 劉備(りゅうび) ・・・理想のリーダー?庶民派の英雄。三国志演義だと聖人君子の典型として描かれてます。

             最初に私がファンになったキャラクターです。でも実際はそれほど聖人君子な感じでもなかったよう

             ですよ、正史を調べてみると。三国志の1国である蜀の初代皇帝です。

 


2. 曹操(そうそう) ・・・天才軍師でありながら冷徹な独裁者。三国志演義だとかなり狡猾な感じで描かれていますが、正史や

             以降の歴史書で分かったことはかなりまともな政治家リーダーだったようです。三国志の1国 魏を

             建国の礎を築きましたが初代皇帝は息子の曹丕です。

 


3. 孫権(そんけん) ・・・父と兄の遺志を継いで国を守る若き王。お父さんは孫堅という猛将でしたが、敵の罠にはまって医師

             に潰されて殺されてしまいます。その後を継いだ孫権のお兄さん孫策は小覇王と呼ばれこれまた猛将

             でかなりハンサムだったらしいです。更に軍師に周瑜というコンビで歴史に名を残してます。奥さん

             が孫策と周瑜で姉妹で超美人で有名だったようですが、この孫策は29歳くらいに病気で突然なくなっ

             てしまいます。演技では呪い殺されたことになってます。そして、その後を最終的に継いで呉の最初

             の皇帝になったのが孫権です。

 

上記画像は三国志Vというコーエー社のゲームプレイ画面の切り抜きです。

 

この3人が、それぞれ「蜀(しょく)」「魏(ぎ)」「呉(ご)」という国を作り、天下を争うのが三国志のメインストーリーです。

3. 実際の歴史?それとも物語?

三国志には「三国志正史」と「三国志演義」の2種類があります。
正史 → 史実に基づいた歴史書。史実なので割と淡々とした記述。
演義 → 後世に作られた歴史小説。面白くするために脚色たっぷり。

私たちがよく知る「桃園の誓い」「赤壁の戦いでの大逆転劇」「諸葛亮の天才ぶり」などは、ほとんど演義の内容。
つまり、三国志は「歴史だけど、エンタメとしての物語要素もたっぷり」な作品なのです。

4. ざっくり三国志の流れ

  • 後漢末期(2世紀後半)
    皇帝がダメすぎて国が乱れる。→「黄巾の乱」が起こり、戦国時代へ。
  • 英雄たちの台頭(3世紀前半)
    劉備・曹操・孫権らがそれぞれ勢力を伸ばし、「魏・蜀・呉」が成立。
  • 三国の戦い(3世紀中盤)
    赤壁の戦い・関羽の死・夷陵の戦いなど、国をかけた戦いが続く。
  • 三国の終焉(3世紀後半)
    魏が蜀を滅ぼし、その後呉も吸収。最終的に司馬一族が統一し、三国時代は終わる。

5. 三国志を楽しむポイント

  • キャラクターの魅力!
    三国志は「登場人物のキャラが濃すぎる!」のが面白さのポイント。
    真面目なリーダー、天才軍師、最強の武将、裏切り者、義を貫く男…いろんなタイプがいます。

  • ライバル関係が熱い!
    「劉備 vs. 曹操」「諸葛亮 vs. 司馬懿」など、熱い戦いが盛りだくさん。

  • 現代にも通じる教訓がある!
    戦略やリーダーシップ、人間関係の駆け引きなど、現代にも役立つ学びが詰まっています。

次回から三国志の話を少しずつ簡単に書いていきますね。武将の魅力もお伝えしますが、私はマニアックな武将が好きなので、その点はご容赦くださいませ。ではまた会いましょう!