首相の増税判断は「10月1日」
「共同通信」によると
甘利明経済再生担当相は9日、東京都内で講演し、
消費税増税の是非に関して、
安倍首相は「10月1日に判断する」と説明したとのことである。
増税する際には、景気悪化を防ぐ対策も合わせて発表する必要があるとも述べたらしい。
甘利氏は9日、記者団に対し、
同日発表された4~6月期の国内総生産(GDP)改定値は「いい数字になっている。
安倍政権の経済政策の効果が着実に出てき ている」と評価。
2020年夏季五輪の東京開催決定も「極めて明るいニュースだ」と述べ、
増税判断にもプラス材料になるとの認識を表明し、
五輪開催に向
け「成長トレンドになるよう準備することが必要だ」と語ったそうである。
「五輪開催」をさっそく「増税」のだしに使う魂胆も
えげつないが、
数字のごまかしで景気判断し、
あくまで働く庶民をたぶらかしながら
「財政再建」の名目で
大企業のぼろ儲けの手助けしながら
強引に進める消費税増税を
絶対阻止しなければならないと思う。