「福島第一原発 汚染水漏えい」が問題になっている。これについて・・・・・

週刊朝日(8/16・23)で室井ゆづきさんは「しがみつく女」に書いておられる。

7月22日。参議院選挙の翌日、福島第一原発の敷地内の海側の井戸から
高濃度の放射線汚染物質が検出された問題で、
汚染水が海に流出している可能性があると東京電力がはじめて認めた。

 これまでは東電は「汚染水が海へ漏れているか判断できない」と。いっていた。
けれど、22日の会見では、
「今年5月以降には海へ流出が起こっていた可能性がある。」といいだした。
どうしてこのタイミング?

やっぱ、選挙を意識したのか。・・・・・
23日の共同通信によると、18日の時点で
東電は流出を裏付けるデータが存在する可能性や、観測用に掘った井戸の水位の数値を、
経済産業省や原子力規制庁に伝えていたらしい・・・・・

 ってことは、政府は知っていただろう。なのに黙って選挙をしていた? 
 それって国民を騙したことになるんじゃないのかな?

マスコミはどうだったのだろう。知らなかったわけないな。
以前から、汚染された地下水が海に流れ込んでいるんじゃないかという噂はあった。
何ヶ月も前から、個人的にそのことを指摘している専門家がいたからだ。
しかし、そのことを積極的に調べ、暴こうとしたマスコミはなかったように思う。
 ということは、
政府も東電も、原子力を規制する人間も、
マスコミも、グルだってことになる・・・・・・・・


これは率直で重大な指摘だ!

「原発」の問題だけではない。
権力と戦うべきマスコミが権力の走狗となり、ぐるになって国民を騙し、
選挙民を誘導し、「憲法違反の政権」を揺るがぬものにし
巨大資本に奉仕し、対米従属の軍国主義復活を進める政治を支えている。ラブラブ!

働く庶民は、この構造を明晰に見極め
新しい社会をめざす展望を開くには何をなすべきか・・・・・・
真剣に考え行動すべきではないかと思う。