大災害への米軍の援助活動に

心から感謝しています。


そして

これを期に

政府は「日米同盟深化」を

当然のように推し進めようとしています。



いかし

米軍の震災での力強い人道支援によって

日米同盟」の本質

が変わるわけではありません。


「日米安保条約」は1960年に改定されてから

51年を経た今日まで


日本国憲法を蹂躙し

日本をアメリカの目下の同盟者に組み込み

軍事・政治・経済・文化・教育にいたる

国民生活のあらゆる面にわたり、

国民にさまざまな苦難を背負わせてきました。


思いやり予算ばかりでなく

グアム移転費まで負わされ、

また、ベトナム・湾岸・イラク戦争の出撃基地となりました。


環太平洋連携協定(TPP)も

安保条約第2条に基づいています。

各界からおきている、TPP反対の動きも

「安保破棄」を明確にしなければ

効力を持ちません。



戦後日本の奇形的歩みの元凶・安保条約と

正面から対決し


本当にアメリカと平等互恵の

「友好親善」関係を確立

しなければ


本当の「日本やアジア・国際平和が守れる」

枠組みはできないと思います。