灰ちゃんのFB転載です。
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20歳代ADHDを持つ女子が
講演に来てくれて、働くこと、
自分に向き合うことなどを
話してくれました。

そのとき、彼女が
【親がいる意味って何だと思いますか?】
と場に投げかけました。
ぼくは「餌付け」だと思います。
って答えました。

たとえどんな親であろうと、
それがインスタント食品だとしても、
言い分を聞いてくれなかったとしても、
押し付けられて育ったとしても、
それでも、働いて食べさせてくれた
という事実。

自分が食べるのを後回し、
寝る時間をけずり、
子どもを大きくするために
まず食べさせて満たして
育ててくれたということ。

これが現実です。

どんなわがままな自分でも、
泣き叫んでいうこときかなくても、
食べさせてくれた。

それも毎日!基本休みはありません。
自分はつくらないとしても、
子どもが食べられているかどうかを
考えない日はありません。

1日3回の食事だとしても、
15歳までに、何回でしょうか。
3✕365✕15=
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
16,425回

料理の時間を90分と計算して
24,638時間
日数に直すと1026日。

食事だけでも、約3年間にあたる時間を、
母は、自分を後回しにして、
子どもとはいえ他人のお腹を
満たしてくれるために
使ってくれてたということ。

これだけ自分を食べさせ
お腹を満たしてくれた。

そんな母に対して、
やれ話を聞かない、話が通じない、
腹が立つだのと、親を責めて、
傷付けてきた自分。母から奪った時間。

こんなわがままな自分を母は許して、
優先し、育ててくれていたということ。

集中内観のときに心の奥深くから感じ
涙がとまりませんでした。
全身が温かい感覚に包まれ
心から幸せを感じました。
この感覚だけは言葉では表しきれません。
言葉で伝わるものではないと思います。
実際に集中内観に出向いてください
としか言えません。

満たされていないとは
覚えていないということです。
心を満たすということは
思い出すということです。

発達支援コーチ 灰谷孝
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灰ちゃん、ありがとうございますおねがい

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