9月30日より金融商品取引法が施行になります。ホリエモンのライブドア事件や村上ファンドの件以降、所謂投資ファンドといわれる私募ファンドに規制の網をかけるためにできたような法律です。

証券にかかわる犯罪、マネーロンダリング、投資詐欺など相次ぐ中で、投資家保護ということでは良いことかもしれませんが、一方で実務の世界では投資の自由度が規制されることもあり混乱が生じているのも事実です。


あまり、規制が増えるとマネーが外に逃げていってしまわないかと心配してしまいます。実際シンガポールなどに拠点を置いて、日本株の運用をしているファンドはたくさんありますし、市場を相手にできる商売は情報がちゃんと入ってくれば別に日本に籍をおく必要もありません。シンガポールは法人税率は20%、優遇税制が受けられると10%ですみます。



REIT、不動産株が勢いよく下げています。8月末の日経平均800円安の水準を既に割り込んでいる銘柄も多く出ています。本日の日経新聞に出ていたように、世界的にREITを組み入れているファンドが、サブプライムローン問題で、結局日本のREITも換金売りせざるを得なくなったことが要因としてあります。また、国内の投資家もこれだけ、REITが下がるとロスカットルールでポジションを落とさざるを得なくなってしまいます。その意味では、資金逃避の世界連鎖の状況になっています。日本ではサブプライムのような事態は起きないでしょうが、過去1年間の不動産市場、REIT市場の上昇は主に外人投資家によるものですので、その主力の外人投資家の資金がストップして流失するような状態では、これまでの不動産市場の強気一辺倒も修正せざるを得ないでしょう。国内の金融機関は金融庁がかなり不動産向けの貸し金を警戒していたので、過去1年間決して、強気でどんどん資金がでる状況ではなかったのに、その分、外資系金融機関が積極的に出していた状況です。その意味で、今後は不動産ファイナンスはきつくなると考えています。REITの株については、8月末の日経平均800円下げの水準を割ってきているので当面様子見かなと思います。



昨日、日本株のヘッジファンド運用している友人と食事しました。

赤坂の「阿部」という日本食のお店でした。アークヒルズの前を赤坂方向に路地を入ったところで、隠れ家的お店です。最初阿部という表札を見つけたのですが、個人宅かと思いました。山形のお店のようで、旬の山形の食材中心で美味しかった。さて、この友人、昨年以来高いパフォーマンスの出しているよう(10ヶ月で40%位)ですが、極意はやはり早めの見切り、3~4%下がってもロスカットするとのことです。特に今のような局面においては、トレンドが見えるまではポジションは軽くしているとのことです。また、ファンダメンタルではなく、テクニカルに徹しているようです。