京都の夜 2016 | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

突然ですが、昨日の私の夕飯は下記の通り。



・唐揚げ6個

・京都の漬け物盛り合わせ(大根、ナス、瓜、茗荷)

・麦とホップ(秋ver.)1本

・ハイボール2杯



こうして書くと、唐揚げ6個が気になるでしょうが

決してゲンコツのような唐揚げではなく、

からあげクンの半分くらいの小さいサイズです。

しかもフライパンで焼き直して、余分な油を吸い取って。

漬け物もそれぞれ2,3切れ程度に品良く並べ、

ひと月分の塩分摂取するような勢いで食べたわけではありません。


私的にはかなり控え目な量だったんですが

今朝の体重が1kg増えてました。

もうこれ、どうしたらいいんでしょう。(´・ω・`)



∑(゚Д゚)

もしや酒か…!

酒なのか…!!










ちっとも減少する気配が見えない体重ですが

今日はまた、夏の京都の定番となった料亭「とくを」さんの

見るだけでお腹が空くような自虐記事となっております。





鴨川で脚が勝手に走るスピ練をこなした後

シャワーを浴びて、いざ先斗町へ。

とくをさんに訪問するのも、今年で3回目となりました。


この時期の京都は当然ながら毎年暑いし

夕飯前にひとっ走りするのが流れみたいになってるため

毎回最初の生ビール(ハートランド)がものすんごく美味しくて、

雰囲気を忘れて「っかーーー!!(゚∀゚)=3」とか言いそうになります。

が、今のところはどうにか言わずに済んでます。




上段、左:先付

なんかの煮こごり、ささみとそうめん南瓜の胡麻和え、

タコの子の…なんか


ダメだ、先付からこれでもかってくらい記憶が薄い。

来年からはメモ取ってこよう…。


上段、中:刺身

大間の本マグロ、どっかの天然鯛、鱧(梅肉で)

車海老、剣先イカの雲丹乗せ


肝心な産地を度忘れしている鯛が、ほんっとーに甘かった。

この刺身たちが美味し過ぎて、一皿で酒が進みまくりまして

食べ終えるのに多分20分はかかりました。

真ん中の緑は「浜防風(はまぼうふ)」という薬味で、パセリ味。


上段、右:揚げ物

ぐじの若狭焼き、ししとう、なす


ぐじ、とは甘鯛のこと。京都ではこう呼ぶそうです。

うろこを逆立てないように付けたまま揚げ焼きしたもので

うろこのパリパリした食感と、ふかふかの身が本当に美味しい。


下段、左:ハートランド


言わずもがな、金色に輝く最高の飲み物。(* ´艸`)


下段、中:酢の物

アマゴと昆布〆鯛の寿司


口直しにご飯ってどうだろうと思いきや

酢飯がさっぱり、ガリでさらにさっぱりで納得のラインナップ。


下段、右:焼き物

(多分)さわらの照り焼き、生麩田楽


こちらも肝心な魚を忘れるという致命的エラー…。

多分さわらだと思うんですけど、はまちだったかもしれない…。

間違いなく言えるのは、美味であったということです。




和食と言えば日本酒で、

最近の私は適度に日本酒を嗜むようになってきたので

満を持して日本酒、と思ったんですけど

いいワインはこんな時しか飲めないとふと貧乏性が出てきまして

結局ワインにしました。( ̄▽+ ̄*)

「お前一人で一本空けられるし、フルボトルでいいだろ」

すっかり日本酒を楽しんでいた父が言うので、

お言葉に甘えて一人で飲みました。

それにしても写真が二枚とも傾いている。




料理の順番は写真通りではありませんが

吸い物:松茸と鱧の土瓶蒸し

出汁と素材の味だけで、シンプルながら滋味深い一品。

塩は入ってるか入ってないかわからない程度なので

すだちを絞ると一層風味が増します。


もう松茸が出てるんだーと思ったら

なんとメキシコ産だとか。

大将曰く、「あまり知られてないけどかなり良い」そうです。

メキシコ産と言えばアボカドくらいしか思いつかない。



ところで右下のおちょこ。

父がお酒を頼むたびに徳利とおちょこが変わるんですけど

これ、あまりに可愛くて思わずパシャリ。

ガラスと有馬焼がコラボしています。(*´ェ`*)


実は翌日、府内某所で同じものを偶然見つけまして

見つけた時は超テンション上がったんですけど

底に貼りついた値札見て、ドン引きしました。( ̄ロ ̄lll)


なんとそのお値段、一個5千円以上。

やっぱり一流の店は良い物使ってますね。


すごく気に入ってて、すごく欲しかったんですが購入は諦めました。

私が日常的に日本酒飲む人間だったら買っただろうな~。

(ほんの一個だけ)




二品目の刺身で一気に満足度が上がっていたためか

四品目で「これで最後か?」などと戯言を言い出す父。

そりゃいくらなんでもコスパ悪いだろ。


もちろん、まだまだ続きます。(*ゝ∀・`)p

左枠:うざく


皮はカリカリ、身はふっくらと焼かれた鰻を

塩もみされたたっぷりのきゅうりと共に。


写真だと上手く写っていませんが、皿がまた良いんです。

白い小花が散った白磁の皿で、

鰻の茶色と紫蘇の花ときゅうりの緑がよく映えます。


右枠、上:賀茂ナスの海老あんかけ


ナスは一度蒸してから揚げてるって言ってた気が。

そうすることで油を吸い過ぎないとかなんとか。

コース初期の記憶の曖昧さは単に老化が原因ですが

この頃になると原因は確実に酒です。

トロトロのナスを美味しく頂いたのは間違いなく覚えてるんですが。


右枠、中:ごはん、止め椀、香の物

鯛の炊き込みご飯、赤だし、漬け物


昼食に西本願寺で食べた日替わりランチの米が不味くて

(日本で米を不味いと思ったのは那覇のホテルの朝食以来)

そのせいか、より一層おいしく感じました。

いえ、そんな下地がなくたって充分美味しいご飯です。


三口くらいで食べ切れてしまう上品盛りで、おかわりも可。

最初はその気満々で手をつけましたが

雑味のない出汁で炊かれた炊き込みご飯は

少量でしっかり満足できてしまい、残念ながらおかわりならず。


右枠、下:デザート

バニラアイス 黒糖と黄な粉


黒糖もお店で手作りだとか。

甘過ぎず、それでいて深いコクは手作りならではです。

「なんでもないんですけど、ファンが多いデザートなんですよ」

とは大将の弁。





毎回同じ日に伺うため、メニュー被りもあった過去二回。

今年は全然違う!と感激していたら

意識的に違うメニューで作ってくれたんだそうです。(*゚д゚*)


所詮一年に一度の来訪ですし

こんなに丁寧な和食を食べられることはこの日くらいしかないので

メニューが多少被っていたところで充分楽しめるんですが

顔と名前を覚えて、その上で気遣いしていただけると

その満足度ときたら格段に上がります。。゜+.((・艸・。))。゜+.



この日は珍しくお客の出入りが少なく

飲んでいるうちに最後の客になってしまい

「土曜にこんなにヒマじゃ思いやられる」とボヤく大将と

今までになく会話もできて、さらに楽しく美味しい夜になりました。



来年も楽しみです。(ノ∇≦*)

と言うか、できたら冬も行きたいです、お父様♡








ところでせっかく行った京都ですから

観光せずともそれっぽいお土産の一つも買って行こうと

一番搾りの京都づくりを求めてコンビニ巡り。

でもコンビニって、普通の一番搾りしか置いてないんですね。


手ぶらで帰るかと諦めかけた帰り道、

高速のインター手前にあったリカーマウ○テン。

リカーショップならあるだろうと意気込んで入店。


結果、バラ売りもなく6本パックもなく…

ここにもないのかと肩を落としていたところに

「とあこ、あったぞ」

父が見つけたワンケース24缶入りの京都づくり…。(; ̄Д ̄)








…仕方ないから買ったよね。


…。

……。

一本で良かったんだけどな…。σ( ̄▽ ̄;)