PB更新 10kmレース | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。



私の前置きに脈絡など常にないことは承知の上で

今日は特別に唐突な話をさせていただきます。



娘がこっそり書いているブログで、よくネタにされる私の父。

今はどうだかわかりませんが

母が生きていて、私が両親と一緒に住んでいる頃は

実に寝言の多い男でした。( ´,_ゝ`)


夕飯後、リビングでテレビを見ながら寝てしまうのが毎日で

それはそんなある日の夜。



その日も寝てしまった父をよそに、テレビを楽しんでいた母と私。

そこへ突然、眠っている父が


「五千円」


またなんか言ってる、とスルーする私の横で、母は楽しげに


「何?私に借りたんでしょ?( ´艸`)」


寝言に返事をしてはいけないとよく聞きますが

父の寝言で遊ぶのが大好きな母は黙っていられない。


「……」

「一万円だったんじゃない?( *´艸`)」


ニヤニヤしながら調子に乗って追及する母。

すると少しの間を置いて、大音量で父はこう叫びました。






「マングース!」






耐え切れず、大爆笑する私と母。。゚(゚ノ∀`。゚(゚ノ∀ヽ゚)゚。´∀ヽ゚)゚。

何事もなかったかのようにスヤスヤ眠り続ける父。

一体彼は何の夢を見てたんでしょうか。









というところで、先日の10kmレースのレポに移ります。

なんたって脈絡ないですからね、私の前置き。



思いがけず、弟と出ることになったこのレース。

弟は、一年ほど前に一度だけ出走した10kmレースで

43分台の好記録を出しました。


しかし彼は、その際相当キツイ思いをしたようで

「二度と出ない」と頑なに頑張っておりました。


それが今回晴れて姉弟揃っての出走となったのは

全て酒の力のおかげです。((*´∀`))(つまり酔っ払いのノリ)


その場で一緒にケータイを出し、示し合わせたわけでもなく

2人ともコンビニ決済でエントリーしたんですが

実は2人とも振込期限を過ぎて一度無効になっていたことが判明。


その際、私は

「入金し損ねたなんて言ったら弟怒るな」と再エントリーし、弟は

「出るの止めたって言ったらお姉ちゃん怒るな」と再エントリー。


どうやら似た者姉弟。




およそ2年ぶりの10kmレースのため

前日、刺激入れしようと思いながら、そのまま一日を終えた話をしたら


「僕、前日に走ったら今日筋肉痛で走れない」


とのたまった非ランナーの弟にウケる。(≧∇≦)ノ彡




なんだかよく似た色合いのシューズだこと。

シューズショットを撮ろうと言ったら

「こう?」

と、横並びで靴を合わせてきた非ランナーの弟にまたもウケる。

玄関に並んだスニーカーじゃないんだからさ。(≧∇≦)ノ彡



弟の目標は42分台。

私の目標は50分切り。


しかし、一年間練習ひとつしてないくせに

記録更新できるというその自信はどこから沸いてくるんですか。



そして私、実は前日あんかけパスタを食べてからお腹の調子が悪く

会場の庄内緑地公園に着いてトイレに行きたくなりました。


これまでトイレの心配などしたことがない幸せな膀胱の持ち主なので

何度も走った庄内緑地公園でもトイレに入るのは初めて。

いざ、入って衝撃。




ペーパーがない!!

ヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!!


ペーパーホルダーすらない!!

そして汚物入れも見当たらないが、みんなどうしてるんだ!


前知識がないためポケットティッシュも持たずに来てしまい

ペーパーなしで用を済ませる勇気もなく

懇々と腸を説得し、何もせずにトイレを出ました。


死ぬかと思った。(;゚;Д;゚;)

けど人間、意思の力でなんとかなるもんだ…。(奇跡)



前夜の飲み過ぎで、今すでに吐きそうだと訴える弟に

オマエの不調はそんなレベルで羨ましいわ!とも言えず(プライド)

お腹を撫でさすりながらスタート地点へ…。



平均4分台で10km走り切る自信など、どこを探しても微塵もなく

それでもやる気だけは見せようと、前の方からスタート。

弟はあっという間に見えなくなりました。


3分台や4分前半でぶっ飛ばして行くランナーにつられないように

細心の注意を払って自分のギリギリを探る。


私の「もしかして10kmならなんとかいけるかも」レベルは

4‘56~4‘59といったところですが

正直5‘10を切ったところで全力疾走の部類に入るので

数秒単位で調整できるスキルがありません。



①4‘53-②4‘54


ばかすか抜かれて行きますが、一応4分台で走れているので

焦らずペースを保つよう自分に言い聞かす。


しんどい。(((;-д- )=3

だって普段、いきなりトップスピードで走ることなんてないもん。

でも、思っていたよりは体が動く。

この心肺の様子…最後までもつかもたないか微妙なところ。



③5‘00-④5‘04


と思いきや、やっぱり落ちてきた。(;´Д`)ハアハア

まだ半分も走ってないのに、

貯金は何秒あったっけ!?などと考え始める。

が、いっぱいいっぱいで2km分の計算すらまともにできない。

(参考:ほんの12秒)



⑤5‘07-⑥5‘06


お腹が痛い!!(:.;゚;Д;゚;.:)

さっき説得したはずの腸が反抗期に入った模様!!


トイレロスがどれくらいかかるかと考えながら、目はトイレを探し

同時にポケットティッシュを持っていないことを思い出す。


あああああぁぁぁぁぁ…トイレ~~!

あああああぁぁぁぁぁ…ティッシュない~~!!


…ああああ!!5‘15超えてる!!Σ(゚Д゚||)

貯金は!?貯金!!(参考:ないも同然の6秒)


そうこうしているうちに、幸いにも腸は考え直してくれたようですが

心肺的にも精神的にも下半身的にも一番ツラく厳しかった区間。




⑦5‘00-⑧5‘01


トイレ欲は消えたものの、心肺と脚がもう限界に近い。

もう50分切りはいい!自己ベストさえ更新できれば!


諦めかけて、歩かず給水するのが精一杯の私の後ろから、

白いキャップと白い長袖ウェアの女子が抜いて行きました。


あの子に付いて行こう!ハッ!(`ロ´;)


弱気な心を抑えてしたこの決断が、結果大正解でした。

軽やかにテンポよく走る彼女の後ろはめちゃくちゃ走りやすくて

このまま最後まで付いて行きたいと、まさにストーカー気分。

心は感謝でいっぱいです。(*-ω人)




⑨4‘46-⑩4‘42


2.3kmの周回コースなので、一周ごとに給水があります。

最後の周回に入るところで、救世主の彼女が給水し

無給水の私は、心外なことに彼女を抜くはめに…。

格好のペーサーを失って、途方に暮れるストーカーとあこ。


ガーミンから8kmのお知らせ音が鳴ったのはその時です。

左腕に目を落とすと、8km地点経過時間…



40:09∑(゚Д゚)



ひい!!10秒オーバーしているではないか!

しかも残りの2km、5分台で走ってちゃ間に合わない!

白の彼女を失ってしょぼくれてる場合ではありません。

持てる力を全て出して走る、走る、走る。


ゴール手前300mあたりのコース脇で、

弟が激励してくれたのに頷き、それをきっかけにラストスパート。

しかし毎回思うけど、意外と動くものですよね、脚…。

念願の50分切り達成!!♪(ノ≧∀≦)ノ

弟は42分台ならずでしたが、10秒更新したそうです。


50分切りの可能性など10%以下だと本気で思ってましたが

腸の説得といい、人間やってみればできるものなんですね…。






ところで、速報に載せたこの画像。

アベレージ4‘58じゃ、ゴールタイム49:40ですよね。


ゴールタイムからすると実際は4‘53なわけですが、

足りてない140mで、こんなに平均値変わるもんなんでしょうか。

確かにゴール後5秒ほど押し忘れましたけども。






帰りの車中での会話。


「お姉ちゃん、僕から周回遅れにならないように走るって言ってたけど

何色の服着てたっけ~って走っててさ」


「確かピンクだったな~と思って、前にピンクの女の人がいたら

声かけようと思ったんだけど」




「僕が抜く人、みんな細かった

から、声かける前に違うなって気付いた」








うるせえ。(゚Д゚)、ペッ