いつもの出張と同じように、
今朝も、始発駅の電車にのって、早々と空席に座っていた
やはり通勤ラッシュの時間帯だけあって
始発駅で、座席が埋まってしまう
自分の左となりには、高校生らしき制服姿の女子高生
右となりは、OLらしき20代後半の女性
なんだか、嫌な予感がしていた
左となりの女子高生は、
自分の横に座るなり、20cm以上はあろう、二つ折りの手鏡をとりだし
わき目も振らず、ブラシを使って化粧をはじめる
ぎゅうぎゅうに詰めた座席で、両肘を突き出し、時折、鏡を上下左右に動かしている
その右肘は、自分の上腕~左胸に 肘鉄を繰り出してくる
ラッシュ時の狭い座席・・・逃げようがない
肘鉄をくらったことより、こんなに堂々と周りのことを気にせずにいられるなんて・・・
自分には考えられない
通勤電車で化粧・・・そもそも恥ずかしくはないのかな
一方で、その女子高生の左側には、いかにも中年のかっぷくのいいおじさん
彼との間は、わざとスペースを空けているような・・・変な空間がある
なぜそっちは気にするのか
右となりのOLらしき女性は
手さげ鞄から、菓子パンを取り出し、食べ始める
電車は対面式の座席なので、彼女の眼の前にもたくさんの視線がある
しかし、彼女はまったく気にした様子はない
この状況で、よく食べる気になれるもんだ
自分はそもそも食べないが、食べるにしても、一~二口で食べられるシリアル食品くらいかな・・・
10分後、彼女は降りて行った
10分すら我慢できなかったのか・・・
こんな光景に、違和感を感じる自分・・・もう時代遅れなのかな